〇年末にお越しになった膝が悪い男性の話をいたします。

　奥様から「主人の膝が軽くなった」と連絡がありましたが、その後に「ウェスト周りが昔から太いので、細くして体重を落とさないといけない」とおっしゃっていました。

　ウエスト周りが太くなる人ですが、骨盤が開く2種と3種と10種が入っている人は肉がつきやすい傾向があります。

　骨盤が開くということは、余計な脂肪がつきやすい状態です。

　10種の女性などは出産をする度に、ウェスト周りが太くなります。

　逆に骨盤が閉まる傾向がある4種や9種が強い人は、死ぬまでウェストが細いままです。

　整体ではウェストが太い方が痩せることを望まれたら、ひたすら左の骨盤に締める動きをつけます。

　そして、食べる量を減らして運動することを推奨します。

　ウェストが太い方って体質が関係するから、意思が弱いとか自堕落な生活を送っている人ばかりではないと思います。

　ここで私個人の考えをつけ加えますが、下半身に筋肉をつけて有酸素運動をすること、深い呼吸を行って酸素を取り込むことで代謝を良くすることが必要だと考えています。

　骨盤が開いている人は、骨盤周りの筋肉のバランスが偏っています。

　特に膝を閉める内転筋が落ちています。

　歩くときをはじめ、日常生活でこの筋肉が上手に使えていません。

　この筋肉を上手に使えば、身体は閉まってくるはずです。

　最後にウエスト周りを引きしめたい場合、ウェストのくびれを作る腹横筋という筋肉を上手に使うことです。

　この筋肉は腹筋群の腹直筋や腹斜筋よりも深層にある筋肉です。

　一般に筋トレのときにいう腹筋は、腹直筋と腹斜筋を鍛えます。

　腹筋運動では腹横筋を鍛えることにはなりません。

　腹横筋は、腹圧を高めるときに使う筋肉です。

　腹横筋を鍛えたい場合は、腹圧を高める呼吸を練習してください。

　直に鍛えるやり方もあります。

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体質とウェストの関係