ようこそ、大渓水です。
「神棚の向きは、東~南向きが理想ですか?」
という相談をよく頂きますが、
残念ながら迷信と言わざるを得ません。
初めて神棚を設置する場合、
どんな場所が良いか分からないでしょうし、
多くの方はネットで検索されるのだと思います。
「神棚 方角 向き」 「神棚 鬼門 方位」
など様々なフレーズで検索すると、
いろんなサイトで「南向き、東向きが吉。」と書かれています。
けれど、
「なぜ南~東向きが良いのか?」については、
ほとんどがその理由について言及されていません。
そして、ここに最大の疑問が生じます。
日本には数えきれないほどの神社があって、
本殿が南向きに建立されている事例は多々あります。
ですが他にも西向きの神社もあれば、
鬼門方位(北東)に向く神社もある訳で、
「これらの神社は不吉なのか?」ということ。
神棚とは小さな神社のようなものです。
では、その神社が、
「どのような縁起感をもって、
どんな場所に建立され、どんな意味をもつのか?」
についてはあまり知られていません。
確かに方角も大事な要素ですが、
それだけで吉凶を判断することは絶対に不可能。
「木を見て森を見ず、森を見て山を見ず。」
以下のリンク先で説明しましたから、
ご興味のある方は詳しくご確認下さいませ。
国産神棚復活プロジェクト/神棚向きの迷信について
それじゃまた、いつもありがとうございます。