ようこそ、大渓水です。

「神棚の向きは、東~南向きが理想ですか?」

という話をよく耳にしますが、

この方位論は残念ながら迷信です。


その理由は改めて説明するとして、

・なぜその場所に神様をお祀りするのか?

という縁起感が家ごとによって違いますからね。


今回のお宅の場合では、

まず門~玄関位置の風水が重要で、

周囲の道路と吉凶の関係を調査しました。


些子水法の内陽造作法/神棚位置について


建物の立地と道路位置には相性があって、

・家と道との相性が良ければ座山方位

家と道との相性が悪ければ適正方位

にそれぞれ神棚・仏壇を配する手法があります。


その結果、1階和室の押し入れ側に決定!


この空間に支柱を固定し、

木曽檜の一枚板を差し込みます。



宮形の種類は各人の好みで選択可能で、

お客様は箱宮タイプの神棚をセレクトされました。


扉付きなので中にホコリがたまりにくく、

掃除のし易さがポイントかも知れません。


ただ今回は榊が立派でしたし、

お供え物もたくさんなので開けっ放しです。


季節ごとの旬菜旬果、

どれも天地自然、神々の恵みですからね。


日々の感謝の気持ちをお供えし、

八百万の神様に手を合わせる心こそ、

日本人が日本人であり続ける由縁であります。


なぜ私たちのご先祖様らは代々、

神社を守り、家庭で神棚を奉ってきたのか?



その理由は今後の講演会で明らかになるでしょう。


【関連ページ】 日本人と神様の関係について



ちなみに、今回の神棚は東向きに設置させて頂きました。


・東向きの神棚が理想となる家
・南向きの神棚が理想となる
・西向きの神棚が理想となる
・北向きの神棚が理想となる
・南東向きの神棚が理想
となる
・南西向きの神棚が理想となる
・北西向きの神棚が理想となる
・北東向きの神棚が理想となる



神棚はどの方角に向けるのが本当ですか?



世の中には様々な迷信があるので、

安易な考えではダメということですよ。



【関連記事】

和室に神棚を設置する場合のあれこれ

家庭で神仏を奉る場合によくある間違いはコレ!



それじゃまたお会い致しましょう♪

いつもありがとうございます。




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