ようこそ、大渓水です。

福岡から岡山県へ車をすっ飛ばして、

二軒の神棚設置を無事に終えた夜8時。

 

 

⇒ 丸っこく可愛くてモダンな神棚に大大満足です!


「何でわざわざ来てもらう必要があるの?」

と半信半疑だったはずの依頼者のお母様。


作業をしながらいろいろ話をした結果、

「うちの神棚も見て欲しいんですけど…」

って事で、ご実家へお邪魔させて頂くことに♪


「あの~これ、すごいタブーを犯してますね。」

と大渓水は容赦なくアドバイス^^


(母)「じゃ~どうしたらいいですか?」

と返ってくる問いに対して、

 

(私)「じゃ~今日泊まってもいいですか?」

とムチャクチャなセリフで返します(笑)。


ところで、みなさんは神棚の禁忌(タブー)を知ってますか?


今回はその一例なのでぜひ知っておいて下さいね。


お母様宅の神棚がこちら。

 

 


和室でよく見かけるタイプですけど、

大きな過ちを犯してしまっているんです。

 

神棚のタブー その1

お宮とお札のサイズがアンバランス。
この宮形は大黒様など彫り物を入れるもので、
お神札を立て掛けて用いる製品ではありません。

 


形は違えど、このようなご家庭は珍しくないでしょう。

ただし、今回の場合はもっと大きな問題がありました。


 

神棚のタブー その2

仏壇と向き合う神棚。
「神様に向けば仏様に尻が向き、
仏様に向かえば神様に尻を向けるのは NG。」

 


陰陽学に基づけば、

『陽=神様、陰=仏様』ですから、

陰と陽は調和を図ることが何より大事であり、

お互いを対峙させることは風水のタブーとなります。



このような場合、

仏壇を動かす方が簡単なのですが、

「空間的にこの場所でなければ無理です。」

とのことなので神棚を移設することになりました。



まずは鴨居の状態をチェック。

 

⇒和室の鴨居に収める神棚の取付方法


場合によっては中に隠すこともできますが、

すき間がないので今回は支柱を表に出し固定します。
 

 

 
支柱はこんな形に加工しました。

 

 


ジャストサイズなので、

固定する前にしっかりフィットしています。
 

 

念のため用意していた桧一枚板。

ちゃんと角を削り悪い影響を防ぎます。

 
 


中神明のお宮を載せて、

右から左へ神様のお引っ越し。

まるで伊勢神宮の遷御の儀みたいでしょ^^


神棚からの視界も広がり風水もさらに良くなりました!

 

 


そしてね、私本当にこの家に泊まったんです(笑)。


お邪魔した次の日は倉敷講演会、

翌々日は大阪での講演が控えていたので、

まったくスケジュールに空きがなかった訳でして。。。
 
 
日本全国あちこちで風水セミナーを開催中


材料は余分に持参してたけど、

全く下準備の加工などを行っていないため、


簡単に神棚を設置することは難しかったのです・・・・・


でも困った人を見捨てる事は出来ませんからね。


もう一つ予想外だったのは、

神棚を取り付ける作業以外に、

●お父さんの人生相談

●お母さんの人生相談


をそれぞれ受けながらだったこと(笑)。


泊まり込みの設置作業も初めてでしたが、

本当に忘れられないよい想い出となりました♪



結局、昼までに取付工事を終え、

午後からの講演終了後に戻ってきて、

真新しい神棚にお移りになって頂きました^^
 
 
祝詞を奏上した後、
 

みなさんがマジマジと神棚を見上げながら、

「いいな~、やっぱりいいな~、

本当に神様が居らっしゃる気がする。」

と何とも嬉しいお言葉を頂いたかと思えば、

お母さんは感極まって泣き出してしまいます。
 
 
その姿を見て大渓水も泣きましたよ。


おもいっきり心の中で男泣きしました(笑)。


こんなありがたい志事に携われて本当に有り難い。


「何十年も置いていたうちの神棚は、

やっぱりただ置いてただけだったですね。」
 
 
っていわれた言葉の通り、
 
しっかり神様はお祀りするべきですよね。
 
 
私があと何年生きることできて、
 
何軒のお宅に関われるか分かりませんが、
 
もっともっと頑張りたいと思っています。
 
 
神棚のことで何かあれば大渓水にご相談ください。


国産神棚復活プロジェクトに頼んで良かった! ~お客様の声~

 
でも泊まり込みはたぶんお断りしますけどね(笑)
 


 

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