ようこそ、大渓水です。
今年最後の神棚設置吉日だった昨日、
宮崎県のお宅にお邪魔させて頂きました♪
高千穂出身の方だけあって、
高千穂杉の上り框が何とも素敵です^^
そして天気は雨!
絶好の風水鑑定日和でした^^
神仏を祀る位置を決めるには、
幾つかの理論を元に定めますが、
その内の一つに些子水法があります。
水法とはその名の通り、
雨水など実際の水の流れを読み取る技術。
滴水位置と言って、
玄関上の庇から流れ落ちる箇所を元に、
実際に見える景色との関係性が重要になります。
一つは来水側で収入状況を表し、
もう一方が去水で支出状況を表します。
もし滴水・来水・去水の関係が不良ならば、
外構工事などで景観そのものの改善が求められ、
これは外陽造作法という技術になります。
一方、自身の持ち家でない場合は、
屋外に映る視界を改善することが難しいので、
神棚や仏壇位置を調整して風水を改善します。
これを内陽造作法と言います。
これらのことを踏まえ神位を決める訳ですが、
実際には玄空飛星派の理論も取り入れながら、
かつ古来からの東向き南向きの縁起感も考慮します。
以上を元にお客様と相談の上、
こちらの和室の西側壁面に設置、
神棚の正面が東を向く配置に決定!
あと通路向こうのトイレと向き合わないように、
中央でなく少し窓際に動かすことも重要な要素でした。
そしてまだまだ縁起感を詰め込みます。
国産檜の一枚板で作る棚板の寸法は勿論、
取付位置の高さも魯班尺を使って確認します。
(赤字が吉兆、黒字が凶兆)
そんな最高の縁起感をたっぷり詰め込んで、
国産ひのき製神棚と棚板の取り付けが完成!
最後はお供え物をお上げして、
僭越ながら祝詞を奏上させて頂きました。
これでまた神棚のある暮らしのご家族が誕生♪
ちょっとだけそのお役に立てたことが私の自慢です^^
ところで来年早々、
大阪に神棚を取り付けに行くかも!?
お近くで神棚をお考えの方がいましたら、
大渓水までお問い合わせ下さいませ。
ちょっと出張費用がお安くなるかもです(笑)。
国産神棚復活プロジェクトのホームページへ
それじゃまた2013年にお会いしましょう♪
これまでご縁を賜りました皆さま、
本当にどうもありがとうございました。
来年も益々精進して参りますので、
ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致しますm(_ _)m
2012年に感謝感謝感謝です☆