【新嘗祭】11月23日 勤労感謝の日について

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11月23日は国民の祝日の一つ 勤労感謝の日です。

1873年(明治6年)から1947年(昭和22年)まで11月23日から24日に宮中祭祀の一つ 新嘗祭を「皇室祭祀令」で大祭とされていました。

GHQにより同法を廃止されるも、非常に重要な宮中祭祀であるため、現在に至るまで宮中では新嘗祭が行われています。


新嘗祭とは

新嘗祭は11月23日に新穀を神々に供える感謝祭です。

天皇が即位の礼を終えた後に初めて行う新嘗祭を大嘗祭という。

(以下、宮内庁ホームページより引用)

天皇陛下は神嘉殿において、新穀を皇祖をはじめ神々にお供えになって、神恩を感謝された後、陛下自らもお召し上がりになる祭典。

とある。


天皇陛下がご栽培された穀物

今年(平成30年)お供えする新穀には今年の5月25日に皇居内の生物学研究所脇にある水田で天皇陛下が田植えをされ、9月12日に稲刈りされた米も含まれている。

もち米の「マンゲツモチ」、うるち米の「ニホンマサリ」計100株が刈り取られている。

収穫された米は新嘗祭だけでなく、伊勢神宮の神嘗祭にも奉納されている。


11月23日には

伊勢神宮には勅使が遣わされており、全国各地の神社などでは新嘗祭が行われている。


ブログ主も近隣の神社で行われた新嘗祭に参列してきました。

(上の画像は平成30年11月23日新嘗祭 当日の富山縣護國神社周辺)

参考・引用元

・産経ニュース

天皇陛下、最後のお田植え  2018年5月25日

・産経ニュース

陛下、恒例のお稲刈り  2017年9月13日

・宮内庁 ホームページ  「主要祭儀一覧」

・神社本庁 ホームページ 「新嘗祭」

・Wikipedia