サウジ記者暗殺 CIAがサウジ皇太子の命令と断定


2018年(平成30年)10月2日

トルコ イスタンブールのサウジアラビア領事館にて、サウジアラビア政府に批判的な同国の記者 ジャマル・カショギ氏(下の画像)が暗殺された。

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11月16日

上記の事件を米中央情報局(CIA)がサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(下の画像)の命令と断定したことを米当局高官がCNNに明らかにした。

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米紙 ワシントン・ポストも同日、事情に詳しい関係者の話として、皇太子の命令と報じた。


CIAの分析対象となった情報には、ムハンマド皇太子の弟 ハリド王子からカショギ氏にかけた電話が含まれている。


また、トルコ当局から提供されたサウジ総領事館内の音声記録と事件後に総領事館からかけられた電話の記録も調査したとされる。

電話は暗殺チームのメンバーとされるマヘル・ムトレブ氏が皇太子の最側近にかけたもので、作戦完了を報告しているという。


11月18日 

同日放映のFOXニュースのインタビューで、トランプ米大統領はサウジ皇太子がこの事件への関与を否定していることについて、「皇太子が何も知らなかったという人はたくさんいる」とサウジ政府側の説明を重視する姿勢を見せた。


トランプ米大統領は11月20日にも、この事件に関してCIAなど米政府の評価について報告を受ける。

参考・引用元

CNN.co.jp

サウジ記者殺害、CIAがムハンマド皇太子の命令と断定  2018年11月17日


産経ニュース

米大統領、カショギ氏殺害でサウジの説明を重視

2018年11月19日