【ブログ記事 祝10回目】

 日本文化歴史同好会 厳選

2018年 最強 空軍ランキング


第5位  イギリス  王立空軍

1914年に設立された 世界で最も長く続いている伝統的な空軍

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第二次世界大戦ではドイツ空軍と熾烈な空中戦 英国防空戦(バトル・オブ・ブリテン)に勝利している。
現在は縮小されているが、近年では米国やフランスと共にリビア、イラク、シリアなどでも航空作戦を行った。


第4位  ロシア航空宇宙軍

一時は世界最大の空軍 ソ連空軍・防空軍の末裔 


冷戦時代には日米をはじめとする西側諸国とせめぎ合った実力がある。 ソ連崩壊や軍縮により航空戦力も米国にかなり遅れを取った。


2015年9月からはシリア動乱にもアサド政権軍側に立って軍事介入し、テロ組織ISISや反政府部隊にも空爆している。

ロシア当局は精密爆撃と発表しているが、明らかに米国などの精密爆撃には及ばないと思われる。


以下の画像はシリアの攻撃目標へ巡航ミサイルを発射するTu-160爆撃機と護衛のSu-30SM戦闘機

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(番外編)中国人民解放軍 空軍

日本やインドなどの周辺諸国を戦力数で圧倒的している。

1989年 天安門事件で諸外国から強い批判を浴び技術協力が減るも、その後 確実に成長してきているものの、果たして宿敵 米国の航空戦力に太刀打ち出来るかは未知数のためランク外。



第3位  航空自衛隊

未だに続く中露の東京急行に立ち向かう〝空の守護者” 


実戦経験については皆無だが、警告射撃事案まで至ったソ連軍機の領空接近を抑え込み、現在もロシア軍機や近年 急増している中国軍機を抑え込んでいる。

Photo by 航空自衛隊HP


だが、野党(社会党や共産党など)や周辺諸国(ロシアや中国、南北朝鮮)への不要な配慮したため 極端に航空作戦が限定されている。

有名な話では、C-1輸送機の航続距離が大きく削られ、F-4戦闘機では最初から装備している地上攻撃能力を外して、しばらくして装備するといった 予算の無駄遣いが目立つ。


日本では上記のような話になると国会が大揉めになり、(自称)市民団体からマスコミまで騒ぎ立てるといった具合である。


Photo by 航空自衛隊HP





第2位  アメリカ空軍

最終兵器である〝核戦力”で   軍事帝国ソ連を抑えた大国の空軍


米国国内のみならず、日本やイギリス、ドイツ、韓国、スペイン、トルコなどにも基地を置いており、国外での任務が可能である。


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戦略爆撃機を多数保有しており、遠隔地への  (核攻撃を含む)爆撃任務も可能。
2017年1月18日 米中西部 ミズーリ州の基地よりB-2爆撃機 2機が34時間かけて飛行し、北アフリカ リビアにあるテロ組織 ISISの拠点を爆撃した。(参考:AFP BB 2017年1月20日)



第1位  イスラエル空軍          

(航空宇宙軍)

国土を敵対国に囲まれているが、軍事面では質量で圧倒   数多くの戦闘経験がある


シリアやイラクの原子炉からイスラエルと敵対するPLO(パレスチナ解放機構)本部を空爆している。

自衛目的としての予防攻撃から報復攻撃まで容赦なく標的を破壊するのは 常に強い危機意識を持つイスラエル流と言える。


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2018年2月10日未明 シリア領内のイランの軍事施設から無人ヘリがイスラエルに領空侵犯し、イスラエル軍の攻撃ヘリが無人ヘリを撃墜した。


その後、イスラエル軍は戦闘機8機で同施設へ攻撃。シリア軍から大規模な対空砲火を受けて、F-16戦闘機1機が墜落し、パイロット2名は脱出(1名は重傷)した。


報復攻撃としてシリア国内の12カ所を攻撃(シリア領内にあるイランの軍事施設 4カ所を含む)している。

(参考:CNN.co.jp  2018年2月11日)


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