2019年4月ー復活までの軌跡6~結果がすべて~ | 無精子症と診断されてから復活までの軌跡

無精子症と診断されてから復活までの軌跡

非閉塞性無精子症、その絶望から蘇った話

苦悩、挫折、刹那、孤独、憂鬱、嘆き
様々な感情を抱きしめ希望を掴んだ話

悩んでいる同士の方々へ
少しでも情報になればと思い書いていきます。

暗闇のトンネルを抜け出すために

豪快な言葉使いとは逆にとても慎重に今までの経緯の確認を受ける

 

 

 

 

 

 

 

まるでTVリモコンでチャンネルを変えるように表情が変わる

 

 

 

 

 

 

不思議な人だ、表の顔と裏の顔、それ以外にも沢山の

「顔」を持っている

 

 

 

 

 

 

勿論良い意味で、だが

 

 

 

 

 

 

私がどのような人かをみている

 

 

 

 

 

どのような「覚悟」で来たのかをみている

 

 

 

 

 

 

ニコニコした表情のすぐ後ろに

 

強烈なアンテナがはっている

 

 

 

 

 

 

気が付いたら経緯、症状だけではなく様々な会話をし

1時間位経過していた。

 

 

 

 

 

 

「さっ、じゃあ実際に鍼がどんなものか、検査をした後にやっていきましょう。

私は結果を出さなければならない。」

 

 

 

 

そう言うと私は施術するスペースへ案内された。

 

 

触診による検査だ。

詳細は書き兼ねるが、ホームページにある「無精子症臨床集」の通り

かなり細かくまで調べられる。

 

 

 

「すげー、ここまで調べるのかー」

心の中で何回も言っていた。

 

 

 

 

検査の途中でも色んな話をして、心配させないようにしてくれる。

 

 

 

 

 

そして

検査が終わり鍼をうつ準備に入る

 

 

 

 

 

「大福さん、あなたは精子細胞迄ある事は事実であり、それはとても素晴らしい事です。

検査でも大きな問題はみつかりません、おそらく高確率で精子は外に出てくると思いますよ。

勿論全てがそうではないですが、きっと貴方は出てくると思う。

だいたい60%位かな(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

凄い、私の前期精子細胞によるTESEにてのだいたいの回収率迄知っているのか

 

 

 

 

 

「そうなんですよー(笑)

仙台でも同じ事を言われちゃいまして(笑)」

 

 

 

 

 

 

私がそう返答すると

 

 

 

 

 

 

「んーー?それは手術の場合の回収率かなー?。

私が言っているのは妊娠する可能性だよー(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ、おかしいな

 

 

 

 

まだ何もしていないのに

 

 

 

 

 

 

心が温かくなってきた