飯能の「ムーミンバレーパーク」 障害者ら手作りの菓子 売れ行き好調/東京新聞記事・2019年4月11日

 

飯能市に開業したテーマパーク「ムーミンバレーパーク」の土産物売り場で、さいたま市浦和区の就労支援事業所に通う知的障害者らが手作りした菓子の売れ行きが好調だ。プロのパティシエに教わった本格派で、事業所利用者は毎日思いを込めて焼き上げている。
菓子を作るのは、障害があるなどして安定した就労が難しい人が雇用契約を結ばずに働ける就労継続支援B型事業所の「アトリエ・モモ」に通う知的障害者ら七人。一月中旬、同市南区の洋菓子店「パティスリー アプラノス」のシェフ朝田晋平さん(55)から直々に作り方を教わった。
作りやすいようにと、朝田さんがレシピを考案。ホワイトクッキーにムーミンのキャラクターの図柄をプリントする「コミックアートクッキー」(税別千五百円)と、ムーミンの原作に描かれている雪玉のような「スノーボールクッキー」(同千二百円)の二種類を毎日二百個以上焼いている。


東京新聞記事・2019年4月11日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201904/CK2019041102000186.html?fbclid=IwAR1WNUVR0f24sbGWIrpm9qSDoZHo7-WbLuH1tRNqs7-56YnJkNvOkB-5A1M