京阪バス[12]御陵・三条京阪行
撮影場所:三条京阪駅前
京都市交通局地下鉄東西線開通前です。
ということは、京阪電鉄京津線が京都市内でも地上を、つまり路面電車として走っていた頃の話です。
このバスは、三条京阪から三条通を東に向いて走り、蹴上から九条山を越え、山科駅前の国道山科から外環状線を南下。名神高速を潜った辺りから奈良街道に入り、小野小町ゆかりの随心院がある小野、太閤秀吉の花見所醍醐寺のある醍醐三宝院を経由し、京阪電鉄宇治線の六地蔵を結んでいました。
しかし、地下鉄東西線とよく似た路線を走っていたため、地下鉄開通後の山科地区の市バス撤退、京阪バスへの路線移管の大改正で消えてしまいました。
今となっては、京都地区山科管内を走る京阪バスの白地の方向幕が懐かしいです。