何故手相占いをはじめたか 4 | daigo-tesouさんのブログ

何故手相占いをはじめたか 4

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私の愛した人達は夢と希望の溢れた人でした。しかし実際は夢みがちで現実を知らない自己愛の強い人だという側面もありました。当時の私は現実の世界で精一杯生きていたので、奔放に振る舞う人が輝いて見えたのかもしれません。私は出来る限りの愛情と時間、情熱を尽くしました。結局自己愛が強く奔放なので、都合よく扱われ、愛は芽生えませんでした。そんな恋を繰り返す毎日。何も解らず、若く、未熟なまま自分をすり減らし、何も与えられないと悩んでいる時、相手の手をのぞくと、常に私との相性もタイミングも合わないと気づいたの。それだけでなく、相手をもっと知りたいと独学で学び、そのうちよく知らない相手の性格や仕事の方向性、悩みまで手相をみて当てて、相談を聞き、もっと良い方向に進んでほしいと思う気持ちから、アドバイスまでできるようになってしまったの。相談が始まると恋心も冷めて急に冷静になる相手にも自分にもがっかりしながらも、皆占いが終わるとすっきりした顔になるのをみて、充実感を得ることも多くなっていきました。そのうち私は気づいた。自己愛の強い人は自分しか見えない。普段は良く見えてもいざとなると自分が先に逃げるのよ。他人を愛せる人は自分のプライドや自己愛を捨てて、真心を持って人に与えることや許すことができるんだと。あの頃の私は寂しいとエゴで無理に恋を求めていたのも事実。だからエゴの強い人を引き寄せていたとも気づいたの。綺麗な水に綺麗な魚が泳ぎ、汚い沼には害虫が湧くのよ。タイミングがくれば自然に本命の出会いがあり導かれていくもの。そんな自分を見つめなおし、無駄な恋をやめて、人生の鏡、手相占いを通じて人生の悩みや迷いを、明るい方向へ向かえるよう助言をしていこうと思い始めたのです。愛を無駄使いせず、形は違えど、光を見つけられず目の前の悩みや迷いにさまよう誰かに愛を注いでいきたいと思うようになっていきました。