自由訳太平記(1806)李将軍、軍内を女人禁制とする 2 | 太平記読みのぺーじ
新型コロナウイルスに関する情報について

太平記読みのぺーじ

日本史についての話題を書くつもりが、
ここんとこ、太平記が主になってます。
歴史ニュースや世界史にも触れて行きたいです。

訳 
このために兵気が上がらなかったと考えた李将軍は捕らえた女たちを川に沈めたり、陣から追い払ったりした。
その後に再び山に登ってみると、味方の兵気が敵陣を覆っているのが分かった。
このため、兵を進めて敵を戦うと、敵は四方に逃げ散って鮮やかに勝利を得ることが出来たそうだ。
これで李将軍の武功は天下に鳴り響いた。
大将とはこうあるべきなのに、これから大敵の待つ国へ行こうという人が、兵は後回しにまず女を連れていくなど、見当違いもはなはだしいな。』

と解説したが、案の定、それから日を置かずに探題は高崎城も支えきれず、みっともない姿で都へと逃げ帰ってきたのだが、さすがに面目ないと思ったか、尼崎で出家してそのまま諸国流浪の世捨て人になってしまったのであった。

それでは次回をお楽しみに。
(つづく)