自由訳太平記(1706)大地震発生、各地で異常気象、そして四天王寺の金堂が倒壊した事件など 2 | 太平記読みのぺーじ

太平記読みのぺーじ

日本史についての話題を書くつもりが、
ここんとこ、太平記が主になってます。
歴史ニュースや世界史にも触れて行きたいです。

訳 
「驚くべき大災害だと思っていたら、今度は6月22日に、天候が急変して雪やひょうが降りまるで厳冬のような気候になった。酒を飲んだり火を焚いて暖まれた人たちはまだよかった。
木こりや旅人、野に住むけものたちは天候の急変に対応しきれず、雪に埋もれ凍死する者が多数出た。

7月24日には大阪湾が数百メートルにもわたって突然干上がるという現象が発生した。逃げきれなかった大量の魚が干潟にぴちぴちと跳ねているのを見て、漁師たちは釣りや網取りをやめて、先を争って魚を拾い集めていた。と、その時巨大な波が押し寄せて来て、あっという間に元の海に戻ってしまった。
この津波に飲み込まれて干潟に数百人出ていた漁師たちは一人も生きて戻れなかった。


それでは次回をお楽しみに。
(つづく)