自由訳太平記(1185)吉野炎上、蔵王院の霊験 7 菩薩降臨 | 太平記読みのぺーじ

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訳 
「すると菩薩は、今度は怒りの形相で地中から湧いてきた。その右手には仏敵を滅ぼす武器を持ち、肩を怒らせ、左手は手をしっかりと開いて腰を支え、ひと睨みで魔物を射すくめる眼力を放ち、片足を高く上げて、天地を支配する徳を示した。
通常の神様とは違ってそのお姿は隠されていなかったので、これを隠すために役行者と時の天皇とがそれぞれに手彫りで二体の仏像を彫って、合わせて三尊にしてこれを安置した。
菩薩のお心は広く日本の全土に降り注ぎ、迷えるを導き非道を糺し、物欲を戒め人を悟りへと招いた。
全て神様というのは7000あまり、みな人々の救済のためにいらっしゃるのであるから、これらを霊神という。
このようなありがたい御利益のある社殿・仏閣を一気に焼き払うとは、どれほどの悲しみであろうか。
人のいなくなった家の庭に咲く花は、朝露を涙とし、荒れ果てた庭先の松でさえ風の音を嘆き声にかえる。
このような悪行を行って、師直が無事に済むはずがないと世の人々は一斉に非難したのであった。
それでは次回をお楽しみに。
(つづく)

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