こんにちは Sallyです
今日もお付き合いいただきありがとうございます
いよいよ4話目…
”アニマルコミュニケーション”との出会いです
きっかけは「猫の言い分 お伝えします。」という本でした
………
「猫の言い分 お伝えします。」
アネラさんというアニマルコミュニケーターさんが書かれた本でした
そこには、アネラさんが猫さんの気持ちや記憶をごく自然に受け取っている様子が書かれていました
そして、気になっていた疑問が消えて心が軽くなっていく飼い主さんの様子が伝わってきたのです
「ほんと?」とか「どうやって?」とか、そんな疑問を感じる間もなく、あっという間に読み終えたことを覚えています
うちの子たちの気持ちを
もっと知りたい
もっと知らなくちゃ
うちの子たちと話したい!
このときふと、そう思ったのです
アニマルコミュニケーション?
「アニマルコミュニケーション」という言葉を知ったのもこの頃です
アネラさんやTV番組でよく見ていたハイジさん
お二人とも、自然に話ができたタイプの方です
だから、遠い世界のこと…と思っていました
ところがある時
練習すると誰でも話せるようになる…らしい
と知ったのです
どこでどうやって知ったのか、全く覚えていません
でも、すごくワクワク
したのを覚えています

どうやったら私もできるようになるんだろう???
そんなことを思い始めたころから、どんどん周りが動き始めたのです
引き寄せの法則
当時は、この法則を知りませんでした💦💦
でも、まさにこの法則の通り、情報が入ってくるようになったのです
私の師匠のさちさん(渡辺幸子さん)との出会いは、その頃よく通っていた保護猫シェルターでした
猫友からも多くの情報がもたらされました
そうやって、少しずつ、でも、着実に、アニマルコミュニケーションに引き寄せられていきました
大さんが教えてくれたこと
アニマルコミュニケーションと共にヒーリングも学び始めました
そしてしばらくしたころのことです
大さんを抱っこしたときに軽く感じたのです
胸騒ぎがしました
体調悪いのかな?
気のせい?と思い込もうとしましたが、どうしても消えないのです
安心するために、病院に駆け込みました
それからしばらくの間、原因がわからないまま体重が減り続けました
何度も検査をしましたが快方に向かわないまま、二次病院へ移ることとなり、そこでやっと原因が判明しました
悪性リンパ腫
最初の胸騒ぎから、すでに5か月が経過していました
その時すでに、6.8㎏だった体重が5.2㎏まで落ちていました
緊急入院でした
………
その日、帰る前に大さんに会いに行くと「聞いてないよ」とカンカンに怒っていました
それから毎日、面会に行きました
でも、なかなか許してくれませんでした
見る見るうちに、弱々しくなっていく大さん
ご飯も自力では食べず、
目チカラもなく、
口元も緩み、
足元もふらついていました
”気力”というものが全く感じられませんでした
そんな大さんの姿を毎日見ていて、私の気持ちもどんどん弱気になっていったのです
でも
何とかしなくては…
せめて、大さんと仲直りしたい…
どうすれば…?
そう思った時に、気が付いたのです
大さんと話さなくちゃ!
入院から10日が経っていました
10日も経って、やっと気づいたのです
………
自力でご飯食べられないと
お家には帰れないんだって…
だから
おいしくなくても
食べる練習してくれない?
今日の夜ご飯から
食べる努力をしてくれないかな?
食べられるようになったら
一緒にお家に帰ろう!
………
この日もまだ怒っていました
だから彼は何も答えてはくれませんでした
一方的に私の思いを伝えました
何度も何度も…
でも、食べてくれたのです
この日の夜ごはんから自力で食べ始めたのです
食べられなくなってから2週間ぶりのことでした
………
話をした翌日面会にいくと、大さんの姿はガラリと変わっていました
前日までヨレヨレと気力をなくしていた大さんが、いつものカッコいい大さんになっていました
目チカラもしっかり戻り気力に満ちていたのです
足取りもしっかりしていて、帰る気満々です😅
そしてコミュニケーションから2日後、ご飯を食べるようになった大さんは、約束した通り退院しました
入院から12日目のことでした
退院の翌日です
左が福さん、右が大さんです
………
とはいえ悪性リンパ腫です
完治(寛解)したわけではありません
この先どうしていくべきか、
どんな治療があるのか…
入院中、何度も先生から説明をお聞きし、そのたびに家族で話し合いをしました
大さんのために
どんなことでもやろう
そう決めていました
大さんの気持ち、希望
それは、
家に帰りたい
それを実現するために、大さんは私の話を信じてご飯を食べたのです
頑張ったのです
その姿、大さんの思いを受け取って、また、私たちは考えました
大さんのためにできること…
大さんが望むこと…
そして、私たちは、
大さんが大さんらしく、
いつもの大さんで、
カッコいい大さんで、
暮らせるように、
大さんの生活を一番に考えよう
自宅で楽しく暮らせるように
家族で一緒の時間を過ごそう
私たちはそう決めました
私たちは大さんの力を信じることにしました
それからの私たち家族は、
本当に毎日、笑いながら、
楽しく暮らすことができたのです
主治医の先生には月1回、
通院で診ていただきながら、
それ以外の日々は、
大さんの体調や気持ち、要望などを確認しながら、大さんの力が十分に発揮できるよう
ヒーリング、マッサージなどで
大さんを応援しながら家族で一緒に過ごしました
私だけでなく、
私の師匠である先生方も
親身になって支えてくださいました
私の決意
私が覚えている"うちの子"とのコミュニケーション
彼らは私の話をしっかりと受け止めてくれていました
でも当時は、私から伝えるのみ
彼らの気持ちを受け取るスキルは持っていませんでした
だから?かもしれませんが、
私がはっきりとわかるように、
彼らは行動や態度で応えてくれたのです
動物さんと話ができる
そのことを私に教えるために…
そして、大さん
あなたは、アニマルコミュニケーションを介して、また日々の生活を通して、私たち家族に多くの思いを伝えてくれましたね
だから私たち家族は、
大さんの気持ちを一番に考える
という決断をしました
そういう決断ができたのです
大さんが教えてくれたこと
全身で伝えてくれた大さんの思い
それはすべて大さんからの贈り物✨です
これから私は
何ができるのだろう
何をすべきなのだろう
どう生きればいいのだろう
大さんからの問いかけの様に感じました
考えるチャンスを大さんがくれたのだと感じました
動物さんと話すということ
動物さんも、人も
自分の考えがある、
沸き起こる感情がある、
人への思いがある…
だから一緒に暮らす者同士
もっと話すべきだなと思います
良かれと思ってお世話することでも
一方通行にならないように
押し付けにならないように…
飼い主だからって思わずに
思いは伝えるほうがいい
説明する方がいい
動物だからって思わずに
彼らの思いを聞いた方がいい
少なくとも知りたいなと伝えてあげたい
そんな風にも思います
大さん、福さん
そして、今まで出会った
すべての動物さんが
教えてくれたこと
それを思い出しながら、また自分に聞いてみる
私はこれから
何ができるのだろう
何をすべきなのだろう
どう生きればいいのだろう
動物さんと話すということ
それが、いま”私にできること”…
だから私は
プロのアニマルコミュニケーターになる
そう決意しました
(完)









最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました
きっかけは、
一緒に暮らした動物さんたち、
とくに大さんとの関係が深くかかわっています
でも、その思いを
これからの私の活動に重ねる、
ということではありません
ここまでの話は、
”飼い主”である私の個人的な話しです
ここまでの4回では、”私”という個人が、どのようにしてアニマルコミュニケーターになろうと思ったのか、についてお話しさせていただきました
”アニマルコミュニケーター”として、
何をすべきなのか、どうしていきたいのか、どう生きていきたいのか、については、また次回のブログでお伝えしたいなと思います
次回もどうぞお読みいただけたら嬉しいです
🐕お読みいただきありがとうございます🐈