アニマルコミュニケーションとの出会い…(その3) | Sally(病気・シニア専門アニマルコミュニケーションDaiFuku)

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こんにちは Sallyです

 

今回も前回の続きです

 

今回は、大さん、福さんが我が家にやってきたところからです

 

 

………

 

大さん、福さんは、双子の兄弟です

生後6か月頃、我が家にやってきました

 

写真の左が大さん、右が福さんです

 

 

 

 
譲渡会に行くのは初めてで、まずはどんな感じか見学してみようと、軽い気持ちで出かけました
 
そこに、大さん、福さんが参加していたのです
 
保護主さんから話をお聞きしたり、抱っこしたり…
二人一緒に迎えてくれる方、という条件が付いていました
いずれ多頭飼いをと考えていましたが、ちょっと迷いました
 
でも、この子達を見ているうちに、我が家にお迎えするのが自然な気がしてきました
 
そして、2週間後の土曜日
雨がしとしと降る中、彼らは我が家にやってきました
 
二人との出会いを境に、私の生活は大きく変化しました
 
私の人生を彼らが変えてくれたのです
ちょっと大げさだけど、でも本当なのですビックリマーク
 
 

新しい家族

 

仕事ばかりの日々は”自分中心”でもありました

 

子ネコだった大さん福さんとの生活に、私の時間はありません

 

彼らは私のペースをガンガン乱してきました

 

遠慮なく…

手加減なく…

 

あっという間に”大&福兄弟が中心”になっていました

 

 

 

深夜の運動会で眠れない日々が続きました

 

残業が続くと、お布団の上に粗相していたこともありました

 
だけど、どんなことがあっても、面倒とか困ったとか、そんな風に感じることは一度もありませんでした
 
 
はじめの頃は、
 
ただただ可愛い
そこにいるだけで癒される
 
そんな感じだったと思います
 
 
でも、彼らはいつも、
 

私のそばにいてくれて、

私に話しかけてくれて

私に甘えてくれて…

 

そして

 

私を信頼してくれて、

気が付くと私にすべてを

ゆだねてくれていました

 

 

私は、日々の暮らしの中で

彼らの純粋な心に触れていったのです

 

一緒に暮らしている、ただそれだけなのに、彼らは私の心をゆる~くしてくれました

 

少しずつ、固くなっていた身体と心を緩くしてくれました

 

 

 

そうして、大さん、福さんは、

 

かわいい"猫ちゃんたち"から、

 

私の大切な"家族“という存在になったのです

 

 

そして、私の心の中に、それまでに感じたことのない感情や気づきが生まれてきたのです

 

 

もっと知りたい…

 

大さん&福さんとの暮らしから3年がたったある晩のことです

 

いつものように大さんをなでていると、指先に小さな突起を感じました

見てみると首元にゴマ粒よりも小さなイボのようなものがありました

 

 

その数日後、予防接種のために行った動物病院で先生にお伝えすると、かすかな緊張感が伝わってきました

 

穏やかな口調でしたが、何かを気にしている様子は明らかでした

 

「念のため、検査してみましょう」

 

………

 

肥満細胞腫でした

 

幸いにも発見が早く、手術で取り除くことができました

術後1週間くらいたったころの大さん

首元が痛々しいですが傷口はきれいに回復しています

 

 ………

 

先生の説明はとても的確で丁寧でした

メモをとり、何度も読み返して、不明な事はまたお聞きしました

 

なのに、わからないのです

 

先生の話がスルスルと抜けていくようで…

何を言っているのか…

聞き取れているけれど、よくわからない…

 

猫のことを何も知らなかった…

 

愕然としました

 

もっと勉強しなくちゃ…

せめて先生の話を理解できるくらい、
基本的なことを知らないと…
 

 

でも同時に、

早期発見できて良かった~

と安堵する気持ちもあったのです

 

本当に追い込まれたのは翌年のことでした

 

………

 

一度目の手術で完全に切除できた、転移はない、と信じていました

 

でも手術から1年後、再発が見つかりました

転移ではなく、新たな肥満細胞種ができた、そう診断されたのです

 

私の頭の中には、

 

なぜ?

 

この二文字がグルグルし続けました

 

ご飯のせい?

環境のせい?

私のお世話が足りない?
 

先生に何度もお聞きしました

でも、私に落ち度はないと…

 

でも、再発した原因が何かあるはず…

そんな思いから離れることができませんでした

 

 

二度と再発させないためにどうすればよいのか?

そんな思いで猫のケアを学び始めました

 
………
 
最初に見つけたのは「キャットスペシャリスト講座」という、猫のケア全般を学べる講座でした
通信教育でしたがオフ会イベントもあり、猫専門の病院見学や先生とのお話し、そこに参加していた方たちとの交流でお友達もできたり…

 

それをきっかけにアンテナの感度があがったのでしょうか、猫に関する情報、ペット全般に関する情報、などが目につくようになりました

 

日常のお世話、
病気の時のお世話や介護、
猫の健康や病気のこと、
猫向けのマッサージ、
手作り食やローフードや
シニア猫向けのハーブ、
猫用のスムージーも勉強しました
 
災害管理
救命方法
 
などなど…
 
日ごろのケアの知識から「いざ」という時の備えまで色々と学び、そして実践の繰り返しです

 

 

 

誰のため?

 

どれを実践しても、なんだか気乗りしていない二人…

 

特に手造りご飯では、

 

いつものちょーだい

 

あっさり振られてしまうのです

 

 

そんな時、ふと思ったのです

 

私、何のため、誰のために勉強しているんだっけ?

 

もちろん、大さん福さんのためです

でも、本当は、

 

私のため…

「ちゃんとやっている」と思うことで安心したがっていた

 

そんな気がします

 

私の思いが強すぎて少し空回りしていました

 

彼らに説明したり、意見を聞いたりせずに、私の思いだけで突っ走っていたのです

 

………

 

そんな頃、「猫の言い分 お伝えします。」という本に出合いました

アネラさんというアニマルコミュニケーターさんが書かれた本でした

 

 

(つづく)

 

 

🐕お読みいただきありがとうございます🐈