先日、初めての白内障手術を市内の眼科で受けた。
2泊3日で、2日目に手術があった。「まだあなたの場合は、若いから簡単にできますよ」と言われた。
手術をするきっかけは、2年前、市内の春のイベント、柳井天神春まつりに参加した翌日、鏡を見ると左目の眼球から血が出ていたので、あわてて眼科に行った。
先生は、左目の出血には驚かなかったが、右目を見て急に大きな声を出した。「こりゃあ、白内障が進行してるね」。自覚症状はなかったが、から2年間白内障の進行を抑える目薬を毎月一回その眼科に通いもらった。
毎月一回、自分としては、あまり自覚のないものに対して毎月1回土曜日の通院に取られることはストレスだった。そこで、先生に「目薬は2か月に1回でもいいですか」と僕が言ったので、先生が切れた。
「何を言うか。白内障が進行しているから目薬を出しているのになんだ。よし、もう、手術しよう」ということになった。
ネットで、白内障手術を索すると「簡単で、10分間くらいで終わる」と書いてあった。僕が「やりましょうか」というと、予約でいっぱいだから7月の中旬になる」という。
しかし、7月の中旬という時期は、いろんな選挙や議会の間であり、絶好の時期だったので、予約した。
手術の前の麻酔は、目薬だけ。手術に入ると、まったく痛みは感じなかった。途中から強烈な光が差し「光を見てください」と言われたので我慢して見続けていると、まぶしい光が消え、豚の鼻のような形の光になった。さらに見ていると、目の中の濁った物質を吸い出す作業や、最後に人工レンズが入るのがわかった。この間の映像は、意外と美しいもので、この映像をまた見たいばかりに、左目の白内障手術をうけようかな、とふっと思ったくらいである。
白内障の手術は、終わった後が大変だ。2週間車は乗れない。1週間は風呂に入れない。飲酒は、ひと月禁止。などなど、制約があるが、これも、目を切っているわけで、そこから雑菌が入ることを心配してからの措置だろう。うまくいって良かった。観る世界が変わった。