マイクロソフトのウィルス対策ソフトにSecurity Essentialsというのがある。あまり知られていないかもしれないが、無料でかつあのマイクロソフトが提供しているというので、使っている人も多いのではないだろうか。ある調査では23%の人が使っているというような報告も出ているようだ。

そのマイクロソフトのSecurity Essentialsだが、有名なドイツのウィルス対策ソフトを評価している会社の報告ではいい評価を得ていないようだ。

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最近の評価報告は以下のところに公表されている。

Protection-1.5 Repair-3.0 Usability-5.5
という評価だ。満点が6.0なので、Protectionは極端に評価が低いことがわかる。そしてウィルス対策ソフトとして認証されていない。

これに対してマイクロソフトのMalware Orotection centerの担当者がブログで反論している。自分たちは評価した結果では、十分にウィルスから守られているとのこと。評価会社の方も評価の仕方などに最近のウィルスの傾向をよく調べて工夫する必要があるとも言っている。

現実にはたくさんの人がSecurity Essentialsを使用しており、その人たちがウィルスの被害を受けたという報告がそんなにないことを考えると、マイクロソフトの言い分に理がありそうだ。

なお、余計なことだがWindows 8にはSecurity Essentialsをインストールする必要はない。それと同じレベルのDefenderがもともとWindows 8に組み込まれている。