抜糸をする日が来た。

入院している3階にある、入院患者専用の診察室。

そこの簡易ベッドで行われた。狭く汚く小さな診察室だった。




「大長さん。では、こちらで行います。こちらを頭にして仰向けで寝て下さい。」

「はい。」

「こ、これから、ば、抜糸させて頂きます〇〇です。よ、よろしくお願いいたしますあせる




研修生だった。

かなり緊張した様子だった。かなり不安が過る。

しかし、まぁ抜糸だからとさして気にもしなかった。。


かなり緊張しながらも何とか抜糸は終えた様だ。

先輩の医者が言う。

「まだくっついて無い所がありますね。また縫合します。」


!!

「まさか研修生がやるんぢゃないだろうな・・・・・。」

内心思った。

しかし、その不安は的中した!




先輩「はい、麻酔から。」

研修生「は、はい。」


先輩「違う!そこじゃ無いよ!そこじゃダメだ!」

研修生「は、はい。」

僕「( ̄▽ ̄;)」


麻酔を射つのもたどたどしかった。


数分後、縫合し始めた。


先輩「違う!もっとこっちから!」

研修生「は、はい。」

僕「( ̄▽ ̄;)」

先輩「そう、いいよ~。その調子。」

研修生「はい!」

僕「痛たたっ!?」

先輩&研修生 無視。

先輩「違う!もう一度やり直し!抜いて。」

研修生「は、はい。」

僕「痛たたたっ!痛いです。麻酔効いて無いです!」

先輩「ちょっと待とう。・・・・・。はい、やって。」

僕「・・・・・。ウギャ~~~~~ッ!!」




全然待ってくれなかった。
研修生が下手過ぎて、麻酔もしっかり効いて無く、地獄だった(ToT)。

緊張し過ぎて、顔が汗だらけで僕の顔に垂れてくるし・・・・・(;´д`)。







さらに数日後、良性か悪性かの検査結果が出た!



パーソナルトレーニングとしんそう療方の大長道場。