テレビアニメの飛鳥拳

からスタートした僕の空手バカ一代。

4学年上の兄がいち早く

少年マガジンの空手バカ一代を読んでいた。

マンガ本の空手バカ一代は
飛鳥拳では無く

大山倍達

であったのにも違和感を感じた。

大山空手の道場から

高弟逹が描かれていた。

通常芦原英幸のファンになるのが定番だと思うが、

僕は野武士的な大山茂の大ファンになった。


少年マガジンの巻頭カラーページに

地上最強のカラテ

の特集が組まれていた。

カンフーやムエタイについて

打倒極真

と書いてあった。

大山空手は解る。大山倍達の空手だと。

極真てなんだ?何の事だ?

極真会館設立の所まで、まだ読んでいなかった小学生の僕は、

極真は他流派だと思っていた。

パラパラとしか読んでいなかった僕は、

何だか大山倍達が出て来ないし、

全日本選手権の内容ばかりで

興醒めしていった。


しかし兄が、白い下敷きに黒マジックで名前を書いていた。

極真ケンカ空手
大山倍達
黒崎健時
大山茂
中村忠
大山泰彦
芦原英幸

何だか興味がわいた。

僕も白い下敷きを買ってもらい、僕の下敷きにも書いてもらった。

極真ケンカ空手
大山倍達
黒崎健時
大山茂
中村忠
大山泰彦
芦原英幸


必ず同じ題名に同じ6名であった。

小学校の友達には

「何それ?なんて書いてあるの?」

先生にも

「誰?親戚?」

と聞かれた気がする。


「空手の達人」

僕の答えだった。


最初はつのだじろう画の11巻までしか揃えなかったが、

それから徐々に徐々に、全巻揃え

何巻の何ページがどうだったか、セリフまで覚えるまでに至った。

続きはまた。



大山総裁のモノマネは誰にも負けません!パーソナルトレーナー大長武史