高校2年から
ザバスプロテインXXを飲み始め
高校を卒業し、プロテインやトレーニングを僕にすすめた大磯の友人が三鷹へ引っ越した。
三鷹の家に行くとザバスでないブランドのプロテインがあった。
健康体力研究所のパワープロテイン1000ココア味の袋入りだった。
「ザバスじゃ無いんだ。」
「ザバスじゃ無く大長も健体のパワープロテインにしろよ!」
「何で?」
「こっちのが安いぞ!しかも〇〇なら一割引きだぞ!」
「そっか~。ザバスが無くなったらそうする。」
そして代々木の学校近くに
今はもう無い
「トレーニングプラザ代々木」
があり、健体がズラリそろっていた。
身体のデカいトレーナーの方に聞き、まず600gの缶いりのプロフェッショナルタイプにした。
当時、缶や袋のデザインが一新されはばかりで、三鷹の友人の家にあった袋とは違ってカッコ良かった。
まぁザバスXXと変わらないだろうと侮っていた。
例の白い平べったいプロテイン用のスプーンですくう。
ザバスは顆粒だったので、サーッとこぼれ落ちスプーンの上が円錐の様な山になった。
毎回量はほぼ一定だった。
ところがパワープロテインは「粉」だった。
例のスプーンですくうと
粉がイビツな形ながら、ザバスXXの二杯分くらい乗っている!
「ゲッ!これぢゃ量がわかんねーよ!」
一人呟いていた。
牛乳に溶いて飲んでも、溶けにくいし、粉っぽいし、不味いし、正直失敗したと思った。(ケンタイの方、すみませんm(__)m。今はとっても美味しいで~す!)
しかし、こっちのがいいんだ!と飲み続けた。
ある時、
「GOLD'S GYMトレーニングエンサイクロペディア」と
初動負荷理論を確立する前の小山先生の著書
「トレーニング革命」
を買いに吉祥寺の西武スポーツ館へ行くと、
古いパッケージのココア味の缶入りが売っていたのを、棚の下に隠してあるのを一つ見つけた!
今では懐古主義者を自認する僕だが、当時は気付いていなかった。
しかし僕の目の輝きが変わった(と思う。)
基本的に古いプロテインは、もう入手できない!
それは分かっていた。
持っていたお金を全て使いきり、古いプロテインも含め全て買った!
続きはまた。