昔、北野たけしさんがコラムで浅草時代のエピソードを書かれていた。


 


共産党支持者のおばさんに食事を何度も奢ってもらっていた。選挙の時に「よろしくね」と言われたから「分かりました」と答えてたけど、そういえば浅草に住民票移してなかった!! と後から思い出してた。


 


そんな感じのエピソードだった・・


 


実はこれと似たような話は私にもあります。


 


私が20代の時に勤めていた会社の直属の上司は創価学会の信者でした。


 


その人はいい人で、仕事も丁寧に教えてくださって、昼ご飯もちょくちょく奢ってくれました。


 


しかし・・


 


当然のごとく、選挙になると何度も「公明党よろしくね」と言って、時には私に焼肉とかをご馳走してくれました。


 


私は奢ってもらって悪いので、公明党に投票したこともありますし、他の政党に投票したこともありますし、投票自体行かなかったこともあります。


 


しかし、その全てで上司と会った時は「公明党に入れときました」と答えていました。


 


これは私とたけしさんだけのことなのでしょうかね??


 


もちろんそんなことはありません。


 


これは日本全国至るところで見られることです。


 


元希望の党の若狭さんが「柵の無い政治」といい、小泉進次郎さんが「柵は絆とも言い換えられる」と反論していました。


 


呼び名は柵でも絆でも構いませんが、大多数の日本人はそういうものの中で生活をしているのです。


 


昨日こんなニュースが出ました。


 


ネット投票、一部先行実施へ…船員ら対象に検討


http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180111-OYT1T50077.html


 


検討していくこと自体が悪いことだとは思いませんが・・


 


この記事の中でもデメリットとして書かれているように、投票の強要は絶対に行われます。


 


ネット投票が昔から行われていたら、たけしさんは共産党支持者のおばさんには奢ってもらえなかったでしょうし・・


 


私はあの職場にいた時は、公明党に投票し続けるしかなかったでしょう・・


 


投票には利便性以上に匿名性こそが重要だと思うのです。


 


どの政党(候補者)に投票したのかは自分以外は絶対に知ることが出来ない!!


 


この状況を守ることこそが重要なのです。


 


そこを疎かにして、利便性だけを追い求めて投票率が上がっても、そんなものには何の意味もなく、民主主義から逆行するだけです。


 


だから、私はネット投票には反対です。