〜N-VANバッテリー交換 バックアップ無し〜
ホントはいろいろ遊ぼうと思って、倒れるちょっと前に買ったN-VANなんだけど、こんなクズ人間障害者になっちゃって、何も出来ないボロクソ身体になっちゃって、遊ぶどころでは無くなった…
うちの車の中では、車椅子とか歩行器を積むのにちょうど良いサイズ感なので、「障害者号」とする事にして、ハンドルスピンナーとか付けたけど、結局は何も付けない他の所有車も普通に運転出来てる。
ハンドルスピンナーとか要らないかも…この辺は以前に書いてるんで、良かったら読んでみて下さい。
さて、本題。純正バッテリーのまま、新車から3年ちょっとで、バッテリーの劣化でアイドリングストップが効かなくなって、そのまま3ヶ月ほど…
突然立ち往生とか、さすがにそろそろ怖いんで、バッテリー交換した。バックアップは無しでそのまま常時電源を落とした。何が消えて何が残るのか…
3年分のホコリとかでそこそこに汚いエンジンルーム。健常な頃は定期的に掃除してたからいつも綺麗だったけど、こんな、何も出来ないクズ人間障害者になった今はほったらかし…
ちなみに俺はバックアップはしない派。今までの自分の車でバッテリー交換時のバックアップはした事無い。
バックアップしない理由として、
①そもそも、車にとって重要なものは消えるはず無い。
②消えても良いような情報は再設定すれば良いだけだし、再設定することによって、こんな機能あったんだぁとか、新たな発見があったり、いろいろ思い出したり利点がある。
③ECUの学習内容とかいろいろが新車時に戻る訳で、それでなんか調子悪くなったり、変化があるようなら、機械的な劣化や汚れの蓄積とかに気付いて、メンテナンスが必要な箇所が発見できて、新車時のコンディションを維持し易い。
④たまにはリセットする方が安定する様な気がするし、なんかスッキリ気持ち良い。パソコンとかもスリープばかりじゃだんだん不安定になっていく。たまにはシャットダウンしてリセットすべき。
頼まれて人の車のバッテリー交換の時はバックアップするけど。人に頼むような奴は、そもそも無知だからで、後々再設定とかいちいち説明するのが面倒だから。
で、バックアップ無しでサクッと交換した訳だけど、
消えた情報として、
①平均燃費、平均車速、運転時間。
②想定内だけど、常時電源が落ちたから、ナビは再起動時にセキュリティコードを要求される。
だけだった。
意外だったのは、トリップABとかの距離も、オートドアロック、オートウィンドーの設定も、運転支援装置とかの設定も全部残ってたしナビの設定内容も全部残ってた。
結果としては、バックアップ無しでバッテリー交換しても特に再設定するものは何も無い状態だった。クズ人間障害者だから、ゆっくりしか出来ないから、常時電源が落ちてた時間は5分くらい。もっと長く常時電源が落ちてたら違うのかも知れないけど、とにかく設定したものは全部残ってた。何一つ再設定は必要が無かった。
N-VANのバッテリー交換にバックアップは全く要らない。年式とかグレードによる違いがある可能性もあるけど。ちなみにこの車は2020年登録のLグレード。
この車の場合、バッテリーの劣化度合いは電流値が積算されて記憶され、一定のしきい値を超えると、ECUがバッテリー劣化と判断して、アイドリングストップとかのバッテリーに負荷をかける様な機能を停止する。
新しいバッテリーの交換後はこの積算値をリセットしてやらないとアイドリングストップとかは復活しない。
この車の場合、このリセット作業はユーザーがキー操作だけで出来る様に手順がある。
手順の内容を考えると、普通に使ってればそのうちリセットされる操作手順だし、何もしなくても60分連続走行してればリセットされるらしい。
要はそのまま何も気にしなくてもそのうち何とかなる様には設計されているみたい。
常時電源を落としたバッテリー交換後、もしかしてこの積算値のリセットも勝手に行われているんじゃないだろか?と思い、走ってみて、アイドリングストップも確認しようかと思ったんだけど、
後でリセット作業をやるのも面倒だから、続き作業で、ECUのバッテリー電流値の積算リセット作業もこの後すぐにやっちゃった。もしかすると、積算値は自動的にリセットされてるのかもしれない。どうせなら確認すれば良かった。
ホンダ車はキー操作でバッテリー電流積算値のリセットが出来る。OFF→ACC→ON→始動→OFF。これを4回以上繰り返す。なるべく一つ一つの動作をゆっくり確実に。
アイドリングストップも問題無く動作する様になったし、再設定も一つも必要無く、バックアップ無しでバッテリー交換完了。
バックアップ無しでN-VANのバッテリー交換する際の注意事項としては、
ナビの機種によるけど、常時電源が一度落ちるとセキュリティが掛かる機種は、セキュリティコードとかをちゃんと把握しておく事。じゃ無いとナビの再起動出来なくなる。
平均燃費、平均車速、運転時間が消える。個人的には別に消えてもいいし、これだけの為にバックアップする事のメリットは何も感じない。
ちなみに、ついてるナビはコレ。車は新車時にナビオプション(ナビが後からつけられる様なオプション、バックカメラとかステアリングリモコンとかスピーカーとかハーネスだけ付いてる)だけを付けておいて、メルカリで買ったちょっと型落ちの純正ナビを自分で後から付けた。
この、ナビオプションを付けないで車を買っちゃうと、この車の場合、後からナビを付けるのが厄介。
今までなら、世界で一番信頼してるバッテリーだから、バッテリー交換するならパナソニックの青いやつにしてたんだけと。
今回、交換に使ったのはBOSCH。
このN-VANはアイドリングストップ用のM-42R。
何でBOSCHにしたかって?
取っ手が付いてるから。それだけ。
パナソニックも一応取っ手は付いてるけどバッテリーを搭載したら取り外して捨てちゃうような取っ手。実際、ターミナル付けたりする時に邪魔だし。
BOSCHの取っ手は、永遠に付いてる構造。次に車からバッテリーを降ろす時にも使える。
こんな小さいサイズのバッテリーでも片手だとかなり大変。重いし。12kgくらいある。ただ、このサイズなら何とか片手で横方向は掴めるから取っ手無しのバッテリーでも降ろせたけど、これ以上大きいサイズだと、取っ手が無かったら片手じゃまず無理。
こんなボロクソ障害者だと、取っ手は性能以上に重要。ちなみにこういう取っ手は今のところBOSCH一択。
最近の車はバッテリーの劣化予兆が分かりにくくて、突然バッテリー上がりってなる。こんな障害者だとなおさら出先で立ち往生なんてやってられない。
昔のハロゲンバルブとか使ってた車なら、信号機とかで停車時にヘッドライトが暗くなるとか、インパネ周りが暗くなるとか、バッテリーの劣化具合が分かりやすかったけど、この車は全部LED化してるし、今時のLEDは光量の差は分かりにくいし、車も最後までいろいろ制御し切っちゃうから、突然バッテリー上がりとかなり易い。
充電制御車、アイドリングストップ車は常にバッテリーの状態をECUが監視してるから、車の自己診断に任せて、アイドリングストップが動作しなくなってきたら、バッテリー交換。
無条件で3年でバッテリー交換。
この辺が、安心でしょう。
バッテリー交換作業って簡単なくせに、ディーラーとか車屋に頼むと異様に高いと思う。なんか変って思うくらい高い。
このクラスのバッテリー交換でも、ディーラーとか車屋に交換を頼むと2〜3万でしょ。Amazonで買えば7〜8千円で完了。
しかし何かやる度に、こんな、何もできないクズ人間障害者になった事を痛感させられて落ち込む。
こんな作業、健常な頃なら5分で終わる簡単な事のはずなのに、片手のボロクソ障害者は結構苦労する。
やっぱり、何やっても、もうクズ人間障害者なんだ…
生きていたく無かった…心からそう思う。