第三話 「宇宙からの挑戦者」
とある日の夜、二人の警察官が夜の歌舞伎町でパトロールを行っていた。
警察官A 「あ〜みんな楽しそうに呑んでんな〜。俺も一杯だけ酒飲みてよー。」
警察官B 「本当だよな〜。夜の歌舞伎町をパトロールする時って誘惑に負けそうになるよな(笑)」
二人がボヤきながらパトロールをしているうちに歌舞伎町の路地裏に入る道の前にやってきた。
? 「フォッ!フォッ!フォッ!フォッ!フォフォフォッ!」
警察官A 「なんだこの変な笑い声?」
警察官B 「この道の先から聞こえるな。行ってみよう。」
警察官A 「おう。」
二人は笑い声の正体を調査する為、路地裏の中に入っていった。
警察官A 「うわー暗いな〜。懐中電灯一本だけじゃ怖すぎるぞ!」
警察官B 「なんか幽霊が出そうな雰囲気だな・・・。」
警察官A 「バカ行ってんじゃねーよ!幽霊なんかいるわけねーだろ!」
警察官B 「で・・・でもさ。」
その時、二人の耳にまたあの不気味な笑い声が聞こえてきた。
警察官B 「またあの笑い声だ!」
警察官A 「お・・おい!誰かいるのか!?いるんだったら堂々と姿を現せ!」
すると二人の目の前に体全体がメタリックな青色で、流線型の体格で、両手がハサミの宇宙人が出現した!
宇宙人 「フォッフォッフォッフォッ!フォフォフォフォフォッ!」
警察官A・B 「「う・・・宇宙人!?」」
宇宙人は口から毒ガスを発射して警察官二人を殺害し、その場から消え去った。
それから一週間の間に東京都港区、横浜市、さいたま市で6人が殺害される事件が発生し、警察は犠牲者8人の遺体を解剖した結果、地球に存在しない毒素が死因と判明、そして犯人が宇宙人であると特定し、WDSPに調査を依頼した。
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玲 「歌舞伎町、港区、横浜市、さいたま市で発生した殺人事件ですが、データを調べてみたら不可解な点に気づきました。」
誠 「玲隊員、不可解な点って何だ?」
玲 「実はさいたま市と横浜市の殺人事件は同時刻に発生しているんです。」
健太 「何だって!?じゃあ犯人の宇宙人は一匹じゃないのか?」
玲 「それもありますが、もしかしたら分身能力を持つ宇宙人が犯人の可能性もあります。」
七瀬 「もしかしたら宇宙忍者バルタン星人が今回の事件の犯人かもしれへんな。バルタン星人は金星でウルトラマンと戦闘した時に分身能力を使用していたし、あと今回の事件から生還した人が宇宙人がバルタン星人と同じような不気味な笑い声を上げているのを聞いたって言ってたし。」
光一 「じゃあ今回の事件の犯人はバルタン星人で確定じゃないですか!」
七瀬 「ただ・・・バルタン星人は口から毒ガスを吐かへんねん・・・。だから犯人はバルタン星人と断定出来へん。」
武志 「マジかよ・・・。」
みやび 「とにかくこれ以上犠牲者を増やさないためにも早く犯人である宇宙人を倒さないといけませんね!」
一平 「そうだな!」
誠 「よし!みんな一刻も早くその宇宙人を倒せるように全力を尽くすぞ!」
隊員達 「了解!」
To be continued...
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