中国ヘビー級元トップアマ （ ロンドン五輪でジョシュアに敗退 ） の大巨人、 チャン・ツィーレイ 、 ブログをサボっている間に世界戦を行ない、 フルコビッチに惜敗 してしまいましたが、 再び世界戦のチャンスを得て、 今度は何と あのデュボアとパーカーを倒してみせた 「 英国ヘビー級の真打ち 」 とも言える “ ジャガーノート ” ジョー・ジョイスとの一騎打ちです。
▼ チャン・ツィーレイ vs ジョー・ジョイス
これは一体 … まさかのワンサイド … チャンの良い部分だけが際立つ展開 ！ ジョイスが不用意に打つ右スイングに対し、 チャンは 所謂 抜いての左スリップカウンターを的確に決め続け、 ジョイスの顔面左を腫れ上がらせていく。 加えてジョイスの左リードを右ガードをクイックイッと上げながら防ぐと共に同タイミングで右フックを二軸で放ち左右でカウンターを取ってみせる。
モロに喰らい続けたジョイスは6Rついにドクターチェックにより続行不可能状態に ！ 東アジア圏としては歴史上初のヘビー級世界王者の誕生 ！ ！ そして それだけではなく、 パワー偏重気味の現在のヘビー級ボクサーの中では、 チャンは ウシクに次ぐテクニシャンと言えるでしょう。 フューリー、 ウシク、 ジョシュア、 ワイルダー、 このヘビー級四天王の枠にチャンは入っていく事が出来るのでしょうか … ？
更に其処には、 手負いのジョイス、 デュボア、 フルコビッチ、 ルイス Jr. 、 オルティス、 ホワイト、 更には東京オリンピック金＆銀メダル獲得のスーパートップアマ → プロ全勝爆進中である ジャロロフ、 トーレス Jr. も加わり … ヘビー級は数年ぶりのスターウォーズになりそうな予感さえあります。 日本が誇るヘビー級ホープ 但馬ミツロ選手も 本当に有言実行しようと思うなら、 全てをボクシングに捧げ、 覚悟を決めた肉体改造 ＆ 厳しい修練を積んで世界戦戦に臨んでもらいたいですね。
◎ 結果：チャン 6R TKO勝利