アンディ・クルス・ゴメス vs キーショーン・デービス | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。



今大会、 日本勢の大活躍以外での私的3大事件は、 まずは『 ウズベク勢の意外な苦戦 』 → ミルザカリロフやゾイロフの敗退は予想だにしていなかった。 続いて 『 暴君ヒズニャクの陥落 』 → これについては 一つ前の記事 で。 最後が 『 “ 昔の名前で出ています ” キューバの超人軍団 相変わらず 』 です !  ^ ヨスバニー・ベイティア、 フリオ・セサール・ラ・クルス、 アーレン・ロペス、 ロニエル・イグレシアス・ソトロンゴ、 ラザロ・アルバレス・エストラーダ、 そして本記事のアンディ・クルス・ゴメス … なんとも10年くらい前から毎度国際大会で見掛ける名前ばっかりで … 代表メンバー何年不変なのでしょう
 … しかも 何年経てども変わらぬ この無敵感 … で、 結果 東京オリンピックボクシング全8階級の内、 4階級 … 半分の金メダルをキューバが当たり前のように強奪してしまうという … 。






→ アンディ・クルス・ゴメス vs キーショーン・デービス ( 試合動画 )






これぞオリンピックボクシング決勝戦と言える、 凄まじいほどの技巧戦。 両者 所謂ボクサーファイタータイプとして多くの方が想起する典型的アマチュアボクサーのスタイルでありつつ、 もう少し詳細を見れば 北米黒人型ボクシングスタイルでの最高峰 vs キューバ伝統の多軸ボクシングスタイル最高峰というスタイルウォーズでもある、 あらゆる意味で大変興味深い激突となりました。





3分×3R、 ボディワーク、 フットワークを一切絶やす事なく、 互いに高いモビリティを保ったままクオリティブローの奪い合い … 瞬き厳禁 … 見る方にも集中力を強いる激戦 … このギリギリの凌ぎ合いをスプリットで制したのは … AxCxG ! ! !





これまで AxCxGと3戦して3敗しているデービス 、 オリンピック決勝という最高の舞台でのリベンジを懸け4度目の対戦に挑みましたが … キューバンボクシング最高傑作とも言えるAxCxGのボクシングには やはり 後一歩届きませんでした … 。 それにしても相変わらずの最強っぷりを示してみせた キューバ超人軍団 … 一体 いつまで この同メンバー達で世界の頂点に君臨する気ですかね ! ?













〇 結果:AxCxG 判定勝利 4-1