18歳で この佇まい …
ゴールデンボーイ・プロモーションズ、
メキシコ系アメリカ人の若き俊英、
バージル・オルティス Jr.
アマではジュニアオリンピック優勝、
7度の国内王者を経験している模様。
何よりその溢れ出る殺気と闘争本能。
プロでこそ真価を発揮する選手でしょう!
構え/スタンスはオーソ、骨盤設定はやや後傾、
スタイルはファイターに限りなく近いボクサーファイター。
Sライト級としては かなり豊かなフレーム、
ブロックの段階でボディを肘で覆えるリーチがあり、
足腰の据わった土台、強力な一軸エンジン搭載、
そこから放たれるパンチは長さも強度も破格、
殺傷能力は非常に高いです。
▼バージル・オルティスvsネストール・ガルシア
前戦での 交通事故ばりの一発KOシーンも強烈 ↓
▼バージル・オルティスvsアーネスト・エルナンデス
右ストレートが相手の顎を貫通しちゃっています …
勿論 プロではまだまだ未知数。
しかしながら18歳にして
この殺気と筋金の入ったボクシング。
またまた面白い選手が出てきました。
▼バージル・オルティスvsイスラエル・ヴィレラ
※ ↑ 1月28日の試合動画を後から追加しました。
些か年齢差がありそうな相手ではありましたが、
きっちりと一発KOで仕留めています。
最後に練習動画も貼っておきます。
▼バージル・オルティス - ミット打ち
しっかりと太く座った中心一軸を活かし、
美しく荒々しい強打を連打しています。
見ていて気持ちの良いミットです ! !
トレーナーはジョエル・ディアス氏なんですね。
ジョエル・ディアスもジュニアは勿論、ブラッドリー、マレス、
プロボドニコフにも指導経験のある今や名トレーナーですね。
バージル・オルティスもシンプルなスタイルですが、
骨太で好感の持てるボクサーです。
( メキシコの “ ロッキー ” エルナンデス にも ちょっと似てますね )
今後の動向も注目していきたいです。