下書き清書。 一ヶ月前の試合です。
ガーボンタ・デービス 。
( ジャーヴォンタ・ディヴィス とも ジェルボンテ・デービス とも ^ )
メイウェザー・プロモーションズのSフェザー級プロスペクト。
身長168cm、リーチ175cmのSフェザーにしてはやや小柄なサウスポー。
黒人種に多い骨盤前傾多軸型の攻撃的なボクサーファイターで
リーチ&フレームには欠けるもそれを補って余りある
驚異的なスピードと、パワー&クイックネスからの爆発力を誇る。
それでいてメイウェザー配下の選手らしく
L字やショルダーロールも実に器用に使いこなす。
今まで居そうで居なかったタイプです。
アマチュアでは国内止まりだったようですが、
プロでは14戦全勝13KOの快進撃。
現在主要団体の世界タイトルを狙える位置にいます。
今回の試合は世界前哨戦 ( ? ) なのかどうかは分かりませんが、
相手のギレルモ・アビラも勝率が良く強いメキシカン。
▼ ガーボンタ・デービス vs ギレルモ・アビラ
しっかりとした中心軸からメキシカンならではの
強打を上下に振ってくるアビラに対して、
デービスは各R、何かを試しながらボクシングしている感じ。
アビラのバッティングに対しアピールするも、
その隙を狙おうとするアビラをサッとかわし、
逆に強打を打ち込む。序盤は余裕のボクサーファイト。
しかし3RからはR中盤~終盤に確実に爆発点を作り、
流してると思わせておいて急激に落差を付け
尋常じゃない速さの強打をまとめアビラを滅多打ちにする。
アビラも十分に強打者なのですが、レベルが違い過ぎる。
徐々に顔が変形し出すアビラ、遂に5R終盤にダウン。
6Rにはレフェリーが試合をストップ !!
デービス、ワイルドさもテクニカルさも見せつつ終始圧倒してのKO劇。
リングサイドのメイウェザーも満足気な表情に見えます ^
ショーン・ポーターばりの爆発力にメイウェザーばりの精度、
尚且つサウスポーという … こりゃ強いわ。
全盛期のザブ・ジュダー的な部分もあり、
ダウンを奪うシーンもド派手で華がある。
王者達と今すぐ相対しても良い勝負が出来そう …
… というのは言い過ぎかもしれませんが、
とにかく今後も要注目のスーパープロスペクトです。