ニコラス・ウォータース  -  練習動画 | R I N G C H E C K !

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打撃系格闘技の練習や試合についてのブログでしたが、
現在は海外ボクシングとムエタイの記事が中心です。
知り合い・近親者向けに書いています。



“ アックスマン ” ニコラス・ウォータース






24戦全勝20KO未だ無敗の
ニュー・センセーション。


ドネアとの試合まで後僅かですね。
( ゴロフキン vs ルビオ の前座です )








本日はそんなウォータースの練習風景です。



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▼ ミット





▼ ゴベルナドーラ





▼ 左だけのコンビネーション







今までの試合を見ると、ウォータースは
ズバ抜けた才能の持ち主というよりは
地道な練習で積み上げて来たタイプなのかなと思います。


ボクシングスタイルは腰高で肩を窄める形を
取っていて ( この辺は自分の嫌いなスタイルですが ^ )
ガードは高く、ディフェンスはボディワークよりも
パリー、ブロッキングで弾いていくタイプです。


そして特筆すべきはそのビッグハート!!


ダルチニャン戦 をもう一度見てみましょう!







あの強打や変則的な動きの前に晒されようが
反則スレスレの足の踏み合いになろうが
ウォータースは顔色一つ変えず
常にダルチニャンの前を陣取り
強打で迫り、削りにいってます。


躊躇なく思い切りの良い各種パンチと
最後の あの倒しっぷり。


ここ数年は衰えて来ているとはいえ、
まだまだダルチニャンは怖い存在ですからね …


全く引かずに叩きのめしたウォータースの
メンタル、気の強さには相当なものがあると思います。


全てのパンチにおいて強打を誇りますが、
やはりダウンを奪った右アッパー、左フックは強烈。


Sバンタム~以降、閃きや反応に翳りが見られる
ドネアを捉えるチャンスは十分にあると思います。


堅いボクシングなんで相性的には
ドネアの柔らかく幅広いボクシングの方に
分があると思ってましたが …
ベチェカ戦でのドネアの動きの悪さを考慮し、
両者のダルチニャン戦 ( フェザーに上げてからの )
を比較すると、ウォータースにも勝機はあり、かと …