さ、 またまた予想をハズしましたが … ^
2-0 の僅差で勝者はブルック
一つ前の記事で書いた通り やはりブルックの拳は硬い。
タフなポーターでも前進を止められ
次第に顔面が破壊されていくのは
ちょっと衝撃的でしたね。
試合は予想通りにポーターが距離を外すか
超接近戦かでブルックのストレート系強打を
打たせない作戦でしたが …
中盤からは入り方も読まれ、
ブルックのジャブやストレートの
有効打の方が目立ってきます。
クリンチが多かったのは
ブルックが仕掛けた訳ではなく
ポーターの戦術の所為ですね。
ポーターは前進して打ち合いますが、
距離が詰まった際にバックステップして、
打ち合いの距離を空ける事はしません。
何故ならクリンチ際もポーターにとっては
有効打が狙える距離だからです。
今回も当然頭から入り、クリンチ際に、
上手く隙間を作り左右フックを捻じ込んでいきます。
クリンチ際も顔面をしつこく狙われ、
先に顔を歪めていったのはブルックでした。
分かっていたとはいえ、本当に戦い辛そう …
ブルックも 長い距離だけのリードでなく、
ショートのリードを合わせて、そこから更に
前進してきた所に左のショートアッパーを合わせたり、
サイドステップで回り込んでからのオフェンス等もあれば、
更に明確な差を付ける事も可能だったように思えます。
ポーターの圧力の前に出来なかったのかもしれませんが …
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それにしてもウェルター級戦線、
人知を超えた超人ばかりが居過ぎて
もう何が何だか分からない状態ですね …
最近のメイウェザーの試合の中では
追い込んだ方であるマイダナ、
そのマイダナに何もさせなかったアレクサンダー、
そのアレクサンダーを攻略したポーター、
そのポーターから勝利を掴んだブルック、
相性次第でどう転ぶのやら …
ブルック vs カーン にまず期待です。