“ アイアン ” マイク・ザンビディスが引退
引退試合は、 アスケロフやエークプラチャにも勝っていて
ボクシングでもWBAオセアニア・タイトルを持っているモクソンと。
▼ マイク・ザンビディス vs スティーブ・モクソン
結果は判定にて勝利。
K-1 MAX 時代から活躍していた名選手がまた引退。
アマボクあがりながらも綺麗なパンチというより
ワイルドなオーバーハンドを回転率良く振り回し
どんな相手にも前傾で向かっていく姿勢にファンは惹き付けられた。
ミドル級においてはかなり低い167㎝という身長で
大きな相手に対して嵐のような連打を叩き込み
バッタバッタと倒していくその戦いぶり・勇気は
やっぱり並の選手では無かったと思います。
タイソンを彷彿させる黒一色の小さ目トランクスも潔かった。
キャリア初期にはシャノン・フォレスターとか
JWP、ハッサン・カスリオイ など、
オールドファンにはお馴染みの選手達にも勝ってるんです。
K-1 MAX 参戦後はクラウスを衝撃KOし、
魔裟斗やペトロシアンに肉薄し、毎年優勝戦線に絡んでいました。
山本KIDを完全KOした後に祈りを捧げたシーンは今見ても恰好良い。
自分の中でザンビディスの一番の名勝負は、
なんといっても グルカン・オスカンとの一戦
会見で水ぶっかけられる煽りから、最終12Rのあの衝撃KO …
何度見返しても興奮させてくれる試合です。
生涯戦績は
178戦156勝(87KO)22敗
戦いぶりだけでなく性格・態度も尊敬出来るファイターでした。
今後も自身が主催するキックの興行を継続的に打っていくようなので
引退後も変わらず応援していきたいと思います。
▼ “ アイアン ” マイク・ザンビディス - 名場面集