一時的な抗癌剤の副作用かそれとも一生付き合っていくものなのか?
食事がつかえて食べられないことが結構ある。
俺の場合は食道と腸の継ぎ目辺りだったり食道の辺りだったりする。
一回つかえるともう食事がのどを通らない感じになって唾みたいなのがどんどん出てくる。
そこでどうやって食事をうまくとるか?っていろいろ考えた各種作戦がある。
ちょっと紹介してみよう!
1 100回かみかみ作戦!
2 1cm作戦!
3 唾吐き作戦!
4 立食パーティースタイル作戦!
まず1は
手術によって胃はなくなっている。
今まで食べ物を胃液で消化してどろどろにしていた機能がなくなったわけだから、その機能を口でしなくてはならない。
とにかくよく噛んで唾液と混ぜて消化しやすい状態にしないといけない。
さすがに100回噛んでると時間もかかるし、味も変わってきてうんざりすることもあるので実際は100回もかまなかったりする・・・。30回くらいか。
とにかく食べ物が口の中でどろどろになってればいい。
2は
食事を取るとき、食べ物を1センチくらいの大きさにして、少量ずつゆっくり食べる作戦。
ただしかなり小刻みに食べるので料理の味わいを楽しむことができない。
たとえば寿司は酢飯と刺身を同時に食べるのが寿司なのに、酢飯は酢飯だけ、刺身は刺身だけ、と分けて食べなくてはいけない。同時に食べて食感を楽しむ、ということができない・・・。
3は
つかえてしまった時、あるいはつかえる寸前(感覚的にこのままいったらやばいなってわかる)の対応。
空のアルミボトルを用意して、そこに唾を吐きまくる。唾というか食道のあたりから出てくるドロッとした液体。
ペットボトルだと中が見えてしまうのでアルミボトル。
ちなみにこんなのを使っている。
4は
座って(こたつにあたって)食べていると食べ物が食道から下に落ちていかない感覚がするので立ってみよう、と編み出した作戦。
こたつだとどうしても前かがみになってしまう。後ろにそらすと楽になる。そこで立ってみると、おなかの辺りがのびてすっきりした感じになる。
イスに座ったりしても同じようなので立ってみる。
こうしてすっきりした状態で食べてみると、うまく食べ物が落ちていく感じがする。
ただし行儀的には?
小学生の子供がいる身としては食事のマナー的には?
お父さんは病気だから特別ですってことで・・・。
こうした作戦を編み出して日々努力しています。