今年も名古屋シティマラソンのハーフに出場して、名古屋の街を伴走者と一緒に駆け抜ける事が出来た。ただ昨年走った時とは良い意味で全てが違っていた。
昨年はコロナの影響で、事前にPCR検査を受る必要があり、伴走者とはどちらが陽性になっても、うらみっこなし。という約束をして、大会前夜に届く結果をビクビクして待った。
そして当日はその結果提示と検温が最初にあり、それから会場に入るという形で、ピリピリした重々しいムードの中でのスタートだった。
沿道もほとんど関係者のみで、その人たちからの声援を受けて走った初マラソンだった。
今年はガラッと雰囲気が変わり、出場者が多くなり、沿道からはボランティアや一般市民がすごく増えて、沢山の声援を受けながらのランニングだった。
前回はホノルルマラソン出場を目指し、楽走会に入ってちょうど1年で、本番の2週間前にやっとランニングマシンで2時間半が走れるようになったばかり。そして初めてのマラソンで完走ができるか自信がなく、伴走者に迷惑をかけないかと不安だった。
今回はそれから1年が過ぎ、ホノルルマラソンも走り、ハーフを走り切る事には不安がなくなっていた。
今回の目標は1キロ7分で走る事で、前回よりキロあたり30秒早いペースが目標だった。
今回は前半から早いペースで入ったため、最後の5キロがキツくなったが、なんとか2時間30分を切ることができ、ほぼ目標を達成できて、本当に嬉しかった。
これも一緒に走ってくれた伴走者、そして楽走会や知人、沿道の市民やボランティアの方達からの声援のおかげだ。
昨年12月のホノルルマラソンでは絆をホテルに忘れ、参加した同じツアーの仲間からネックウォーマーを借りて走る事になった。
今回は同じ轍を踏まないように、ちゃんと絆をリュックに入れて行った。
我々のスタート1時間程前に大事な絆をリュックから出す事を忘れた事に気づき、すぐに伴走者と荷物を預けたトラックに絆を取とりに戻ったが、すでに手遅れだった。
そこから伴走者と会場を代替品を探してうろうろしていたら、ボランティアのサービステントでビニール紐を分けてもらう事ができた。それを使って絆を作り、無事に走る事ができるようになった。
本当に助けてくれたボランティアの方たちには感謝です。有難うございました。
次回からは、絆は家を出る時に、首からぶら下げて行こうと決めた。