アパートの換気口(給気口)が開いていると冬は確かに寒くなりやすいですが、閉めっぱなしもおすすめできません。理由と実用的な対策をまとめます。
❄️ なぜ換気口を閉めない方がいいのか?
部屋には 24時間換気 が義務付けられているため、換気口を完全に閉めるとこんな問題が起きます:
- 湿気がこもり 結露・カビが発生
- ニオイが部屋に滞留
- 室内の空気がよどむ
- 浴室やトイレの換気扇が効きにくくなる
特に冬は湿気で窓がビショビショになり、カビの原因になりやすいです。
☃️ 寒さを抑えながら換気する方法(おすすめ)
① 換気口の「開度を調整」する
多くの換気口は
- 全開
- 半開
- ほぼ閉じる(微小開)
など調整できます。
➡ 「半開」くらいで十分。寒さも軽減できます。
② フィルターを厚めのものに交換
ホームセンターなどにある “防寒+防塵タイプ” のフィルターにすると、風がやわらかくなり、冷気が直接入らなくなるのでかなり楽になります。
③ 換気口の向きを下向きにする
風が直接体に当たらないように吹き出し方向を床方向に調整できるタイプなら調整すると体感温度が変わります。
④ 部屋のドアを少し開けて空気の流れを作る
空気が滞りにくくなり、一箇所に冷気が集中しにくくなります。
🔥 どうしても寒い場合(最終手段)
- 短時間だけ閉じる(寝る前だけ閉めて、朝に戻すなど)
- 閉じている期間は必ず1日に数回窓を開けて換気
※ずっと閉めっぱなしはおすすめしません。
◆ 結論
常に全閉はNG。
寒いなら「半開」+「防寒フィルター」がベストです。

