昨日はお疲れさまでした。
ちゃんと休めましたか?まあ,なかなか難しいですよね。
不安で勉強しちゃったって人もいると思います。
いいです。しょうがない。
さて,そうは言っても今日から2次試験へ再起動です。
まずは,辛いですが,自己採点を。
今日,人事院のHPに正答が出てますので,今やってない人は直ぐに自己採点を。
https://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo/sougou/webgousetsu.html
次に,2次対策の予定を立てましょう。
まずは,政策論文試験対策をちゃんとやりましょう。
その際に,添削をしてもらってください。
どうしても,この時期はインプットに走りがちなのですが,所詮,政策論文試験は,きっちりとロジックを使って相手方に自分の意見を伝えなければなりません。
これは,知識的な側面ももちろん不要とは言いませんが,現場で当たれられた資料をきっちりと読み取り,ロジカルな文章を書くことが求められているのです。
この「ロジカルな文章」というのが肝で,これは第三者に読んで貰って,けちょんけちょんに叩かれ,その文章を修正するという作業を行わないとなかなか身につきません。
できるだけ,実施に自分で答案を手で書き,添削をしてもらってください。
さて,政策論文試験の指導や相談をしている際に,いつも気になる点があります。
それは,「設問をちゃんと緻密に読むことを忘れているのではないか?」ということです。資料ではありません。設問です。
どういうことか言えば,以下は政策論文試験の試験問題例として人事院がHPに上げておるものです。
https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/mondairei/13_00_2.pdf
この設問を見た時にまず,考えるのは,「また」があるので,大きく2つのことが聞かれているということです。
必要性と留意点ですね。そうだとすれば,形式的に大きく2つの段落の構成になるはずです。混ざって文章を書くのは基本NGなはずですよね。
また,設問にちゃんと正面から答えるためには,実施に文章を書く際に,『「必要とされる」のは〜です。』とか,『「留意すべきこと」は2つあります。』とかの「」の部分がちゃんと明示的に書かれている必要があるはずです。(司法試験業界では,オウム返しの法則なんて言ってますが。)
採点や相談を受けると,その点があまり意識していない答案が続出するんですよね…。
「ロジカルな文章は形式が重要である。」
私がいつの言っているセリフですが,中身以前に形式的にちゃんとした文章が書けていない人が多いです。
ちょっと気をつけてみてください。