今日はマタイ受難曲の練習日でした。マタイ受難曲はキリストの受難を題材にした楽曲で、背後にキリスト教の考え方があります。我々日本人にとって、キリスト教はさほど身近に感じられず、その事について、このブログに書いた事もあります。

今日、練習場所でその様な事をお話した所、塩野七生さんの著作に、関係する情報が掛かれていると教えてもらいました。

つまり、ギリシャ・ローマ時代の人々にとって、宗教は基本的に「多神教」であり、どうしてキリスト教がヨーロッパの国々に導入されたのか?という観点での説明の様です。

ヨーロッパの国々にとって、中世から近代への移行の時期において、諸侯たちが権威を得るためには、例えば、ローマ教皇の権威を利用する必要があったという論旨の様です。私は塩野さんの著作を一切読んでいないので、実際の所、良く分かりませんが。

日本の近代化の中で、宗教がどの様に絡んで来たか? キリスト教が大きな影響を与える事はなかったのですが、日本においても、戦国時代を中心に「一向一揆」で悩まされた事は、比較的新しい事件であると思います。日本においては、最終的に日本を統一した為政者達は、宗教の権威を活用する事なく、逆にこれに対抗して打ち破る事で、西欧とは異なった形態の政治組織になったのではないかと思います。

 

機会があれば、塩野さんの著作も読んでみたいと思います。

 

 

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仲井雅光司法書士事務所

 

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