相続人調査の話です。登記名義人の相続人調査をやっています。登記名義人の戸籍を取って、相続人(通常は直系卑属)の調査をして行きます。戦前は家督相続の制度がありますから、戸主が亡くなると嫡男が新しい戸主になって、戸主の財産を全て相続するというのが一般的です。

 

嫡男以外の子供達は親の財産を相続できません。次男坊、三男坊は男の子のいない家に養子に行ったり、分家をしてもらったりして戸主になる道がありますが、女の子は嫁に行く事になります。男の子のいない家は娘に婿を取ったりします。

 

とまあ、家を守るというのが日本の伝統です。私の家である仲井家も2代続いて婿養子です。父親、祖父の旧姓は「仲井」ではありませんね。まあこれはどうでも良いのですが、相続手続きは旧民法の方が簡単でした。

 

今回の仕事の登記名義には、明治時代の人ですから、最初は家督相続になります。戸籍を一つとると、たいてい家督相続人が分かります。ところが、この登記名義人、もしくは息子の家督相続人の亡くなる時期が戦後になると、様相は一変します。家督相続じゃなくなって新民法の世界になるので、相続人が無茶苦茶増えます。これが大変です。(笑)

 

今の時代(昭和後期、平成)、子供の数は2~3人という事が多いですが、戦後すぐの時期までは、子供の数が半端じゃないです。旧民法を使うか、新民法を使うかは相続発生時、被相続人死亡時が基準になりますから、戦後亡くなった方は、子供の数が多いので相続人の数が膨大になるという事になります。

 

昨日、大変だったのは、戦前、戸主であった方の直系卑属が既に亡くなってしまっていて、兄弟相続となった事案でした。前妻、後妻含めて、兄弟の数が10人くらい。他に兄弟がいる可能性もあるので、前妻、後妻の出生から婚姻時までの戸籍も収集する必要があって、時間が掛かりました。(^_-)-☆

 

でもまあ、夕方までには完了しましたので、良しとしましょう。帰りがけにポストを見たら、新たに戸籍が来ていましたので、仕事はなくなりません。(笑)

 

 

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仲井雅光司法書士事務所

 

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