日「何でそんな緊張してんの(笑)」
「だってぇ~(><)」
日「親には何回も会ってるやん(^^;」
「実家に実際に出向くのなんか初めてやもん、緊張するよぉ…(。>ㅿ<。)」
日「大丈夫だよ(^^)」
「そうは言ってもさぁ~(ノд<。)」
ガチャッ
日「ただいま~」
『あら光啓、おかえり。泉ちゃん、いらっしゃい♡』
「新年明けましておめでとうございます。お邪魔します…」
『あら、ご丁寧にどうも♪さ、あがってあがって♡』
日「姉ちゃんは?もう来てんの?」
『来てるわよ。みんなアンタが彼女連れてくるの首を長くしてまってるわよ(笑)』
日「マジか(笑)行くよ、泉(^^)」
「うん…」
ガチャッ
『あら~どこの男前かと思ったらみっくんじゃない、明けましておめでとう』
日「明けましておめでとうございます…それと……ほら、泉」
「…新年明けましておめでとうございます…初めまして吉井泉と申します…お邪魔します」
『みっくんの彼女よね?噂には聞いてたけど可愛らしいわねぇ~♡どうぞ座って?』
「あ、はいっ/////」
日「陽子おばさんと隣が礼二さんと息子の朔弥くん。で、泉の向かいが姉ちゃんと拓哉くんで抱っこされてんのが颯馬ね。その横が礼子おばさんと豊さんに、娘さんの愛ちゃんと旦那さんの健太くんね」
「よろしくお願いします」
姉『泉ちゃん、お酒飲める?』
「飲めます(^^)」
姉「じゃあ、はい…注いであげるね」
「ありがとうございます…いいのかな?」
日「飲んでいいよ(^^)危なくなったら止めてやる」
姉「やだー何か光啓が紳士~(笑)」
日「俺はいつでも紳士だわ(。-_-。)」
『『笑』』
『はいはい、みんな揃ったから始めましょうか』
『では、新年もよろしくお願いします!そして泉さん!日高家へようこそ!乾杯!』
「『乾杯!』」
新年が明けて1月2日。
地元の家族に挨拶がてら泉を紹介するために千葉の実家に来た
初めは緊張してた泉もすんなり姉ちゃんやおばさんたちと仲良くなって安心
こうやって家族に混じってる姿を見てると、自然と近い将来が見えてくるような気がする
姉ちゃんの子供の颯馬を抱っこしてる天使の笑顔を見ていたら親父から話しかけられた
父「泉さんとは結婚するのか?」
日「…今はまだ…でも時期が来たら絶対するよ」
父「そうか…それを聞いて安心したよ」
日「ちゃんと…考えてるから大丈夫だよ」
父「なら、いいんだ…今日泊まるだろ?お前も飲め」
日「うん…ありがとう」
俺の行く末をずっと心配してくれてる親父にはずっと前からそろそろちゃんと家庭を持つ事を考えろ…と言われていた
泉と付き合う前まではまだそんな事考えてる余裕がなかったのと、そこまでの関係に発展させたいと思えるような相手に出会ってなかったんだ
けど、交際宣言をしてからは泉と一つの家庭を持ちたい思いが俺の中で一気に膨れ上がっている
来年くらいには…親父にいい返事ができる様に頑張らないとな…
ガチャッ
日「…はやっ(笑)」
「…(๑˘ ˘๑)zzZ」
日「泉、布団入らんと風邪ひくで?」
「ん~ん…゚゚\(´O`/)°゜゚光啓…」
日「おいで、泉」
「うん/////」
ギュッ
「ねぇ…」
日「ん?」
「ありがとう…連れてきてくれて」
日「うん。そのうち泉の実家にもちゃんと挨拶しにいこ?(^^)」
「うん、ありがとう」
日「泉………」
「……ん…////」
今年初めての泉と触れ合う時間…
ふわっと薫るお風呂上がりの香りと柔らかい感触に夢中になる
抱きしめる腕を離すとそっと布団の上に泉を組み敷く
どちらからともなく重ねた唇が甘い時間の始まり…