♪好きだよと伝えればいいのに~





西島の歌い出しが始まるとトロッコだ。



嬉しい事に泉と一緒だ。



ここが最大の毎回泉を独り占めできるチャンス!

これを逃していつラブラブアピールするの!?

いまでしょ!( •̀∀•́ )✧


信じた明日も君は過去と笑うの?

流し去る力もなく

あの日のままで時間が止まる

雫が二つ君の頬をつたう

絶えず止まぬ雨のせいと恋音は詠う




泉の肩を抱いて歌い始めるとまたも歓声が起こって、ちょうど俺の目線の先に翔を見つけた。

その隣には彼女のお父さんとお母さん。



お父さん、お母さん!

泉と今日もラブラブです♡

と心で叫んで頭を泉の方へ倒してコツンとすると今日イチの大歓声……



( -ω- `)フッ……ファンサービスにもなったかな



ちらっと泉を見るとちょっと耳が赤い……

しかもちょっと動揺してる(笑)

ヤベぇ、照れてる!可愛い!

これDVDに収めてくんないかな( •̀ω•́ )✧




恋音もそろそろ終盤

トロッコも終着点で止まる

ほんと、毎回降りるのが惜しい(泣)









大阪の2日目も大盛り上がりで残すはMCと残り2曲のみとなった。



突然秀太と真司郎がUSJの被り物を付けて登場。

あいつら結局2人で行ってたのか……

泉と2人で誘われたけどデートを優先させたからブツブツ文句言われたっけ(笑)



さっそくあの被り物が話題に。

そしてちょっとした事件が起こる。




秀太があの新しく出来たライドの感想を体で表現して笑いをとると、被り物が恥ずかしくなった真司郎がふと千晃に被せると会場が黄色い歓声に包まれた。



さすが"しんちあ"だな(笑)



キャラクターの髪が可哀想なことになってたから毛並みを整えるとまたも黄色い歓声……



どうやら最近よく聞く"だっちゃき"になったからだろう。



…………と思ったらまた歓声がしてふと目線をずらすと秀太が真司郎の真似をして泉に被せてる!!!!



末「おぉ~お前可愛いな」



「「『きゃーっ♡』」」



末「え?何で今きゃー♡なの?(笑)」



浦「あれじゃない?秀太が頭ポンポンして褒めたからじゃない?」



末「あぁ~( ̄∀ ̄)」



ぽんぽんっ



末「泉似合ってるやん、可愛い」 



「『きゃーっっ!!!!!!!』」




秀太お前っ!

今俺の顔見てわざとやったろ!?

頭抱えてぽんぽんって何だよ!

あれか!?昨日断った仕返しか!?

くそー、後で覚えとけよー!



てか泉も照れてるやん(°口°๑)

耳真っ赤……

よし、夜はお仕置き決定だな!





宇「ねぇ、秀太何か狙ってんの?(笑)」



浦「しんちあに対抗したでしょ?」



末「ばれた?」



日「横に宇野がいるやん!!」



末「だから何でそんな必死なんだよお前はww」



西「あははははっ

そっちの人見えてないと思うけど今、日高めっちゃ必死な顔してるからね(笑)」



日「……/////」



「これ可愛いけど何か恥ずかしくなってきた……」



伊「私も(笑)あっちに置きに行こ?」



「これはユニバで被るからこそテンションがあがるんやろね、きっと(笑)」



伊「秀ちゃんは1人だけ嬉しそうに被ってたけどね」



浦「あーあ、脱ぎに行っちゃった(笑)」



宇「おしゃれ番長2人組が戻ってくるまでみなさん少々おまちくださ~い♡」



浦「じゃあ、日高繋いで?」



日「おっと無茶ぶりしますかぁ!?」









{3B1ED14B-611D-4E5E-B1D1-B43C4BCF1C66}



大阪公演2日目か無事に終わった。



最後のトロッコで秀太と泉が一緒だったから目を光らせてた。



まあ、肩組んで歌うくらいは許してやるとするか……

俺も千晃としてたし(笑)



ライブ中に嫉妬するなんて必死だと自分でも思う……

ほんと泉の事だと余裕ないわ、俺。



今は楽屋でメンバーそれぞれ寛いでいる



浦「日高さん、ライブ中にメンバーに嫉妬しないでください(笑)」



伊「"だっちゃん泉ちゃんの事好きすぎ~"ってTwitterとかが湧くよ(笑)」



日「ごめん、余裕なさすぎだよな俺」



西「泉もマジで照れ入るから分からなくもないけど(笑)」



日「気をつけるよ」



浦「泉は意外とすっとぼけてるから日高も大変だな(笑)」





最近ほんとに独占欲に歯止めが効かない。

はぁ、まじ器が宇宙並にデッカイ人間になりたいわ……





この後はみんなでご飯食べに行って、明日の公演のために早めにホテルへと戻った。