市民の願いと、かみ合わない新年度予算 | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

 国政では、戦争法強行やTPPの推進、沖縄基地問題など国民の願いとはかけ離れた政治が行われています。

 河内長野市でも、新年度予算が市民の願いからかけ離れています。

 坂道の多い河内長野市では、高齢者が公共交通の充実を強く望んでいますが、市が出した施策はスマートフォンでバスがいつ来るかわかるようになる「バスロケーションシステム」です。多くの高齢者はスマートフォンを使いこなせません。

 「マイナンバーカードでコンビニ交付できるから」と高齢者のためにあった「三日市窓口センター」を廃止すると言いますが、高齢者にコンビニの多機能端末機の操作は困難です。

 若年層の転入・定住、出生率の向上が重大課題となっています。市が16歳から39歳を対象に行ったアンケートで「あなたは結婚、出産の希望を叶えるために、どのような取り組みが必要と思いますか?」の問いの答えは1位が「安定的な雇用の確保、正社員・職員就職のための支援」で、最下位が「婚活支援(出会いの場)の充実」でした。しかし市が出してきた施策は「婚活支援」です。

 市民の願いは、ゴミの戸別収集、小・中学校の普通教室へのエアコン設置、福祉の視点も入れた公共交通の具体策、空き家対策、中学校給食の全員喫食、国民健康保険料・介護保険料の軽減など、たくさんあります。

 地に足のついた政治を!