駄話 No.1609 線香花火は昔より時間が短くなっている? | 役に立たない駄話 ブログ版

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 線香花火が江戸で大人気となったのは、江戸時代初期のこと。


 「かぎやー」の掛け声で知られる初代鍵屋弥兵衛が、葦の管の中に火薬を入れ、手花火として売り出した。それが関西に広まり、わらに黒色火薬をつけた手花火となって、またまた大ヒットしたと伝えられている。


 「線香花火」と呼ばれるようになったのは、旦那衆の芸者遊びで、この花火を火鉢に刺し、キセルで火をつけて遊んだことに由来している。それが、仏壇の線香に似ていたのでそう呼ばれるようになった。


 “開発”から、約350年。最近の線香花火は、ひと昔前に比べ、火玉の落ちるのが早くなってきている。


 いま線香花火は10秒前後で落ちてしまうが、昔はもう終わりかなと思っても、息を吹き返し、30秒から1分近くは楽しめた。


 その原因は、花火のほとんどが中国製になってしまったことにある。


 その昔、日本は世界一の花火生産国だった。しかし、人件費の高騰でコストが大幅にアップ。しだいに中国製が幅をきかせるようになる。


 といっても、中国で花火の作り方を指導しているのは日本人で、火花の大きさや美しさは、中国製も日本製もさほど差はない。


 ところが、線香花火の場合は、原料の松煙に違いがある。松煙は、松の根を燃やして作った墨で、何年も寝かせたものほどきれいな花火ができる。


 さすがに、中国では、日本と同じレベルの松煙は手に入らない。原材料の違いで、線香花火の最後があっさり終わることになってしまう・・・


 ちなみに火玉が早く落ちるからかどうかは不明だが、線香花火でヤケドの事故が増えているという・・・







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