淡路人形座はいつか観たいと思ってた。
福良にあってちょうど良かった。
その前の洲本の観光案内にて。
なんか人形がある。
(どの女優さんだっけ?)
明治維新の激動の中で、
淡路でも藩内で対立があった。
それを舞台にした物語がNHKで放送されたのだそう。
「事件そのものは本当にあったんですか?」
そうお姉さんに聞くと。
「ありました!」とおっしゃる。
そして明治政府によって蝦夷に追いやられたと。
そのひどく困難な物語がこの映画になってますと。
吉永小百合さんが出ている。
いつか観てみるか。
アイヌをどう扱ってるか気になるけど。
終点福良にバスが着いた。
目の前に異様な建築がある。
角川武蔵野ミュージアムのような。(小型の)
覗いてみると。
淡路人形座でしたか。
公演をされているのは知ってたけど専用劇場を持っているとは知らなかった。
淡路人形浄瑠璃は文楽の源流と言うわけではない。
様々な人形浄瑠璃が全国で盛んになり、
主要なもので生き延びたのが大阪であり淡路であるようだ。
現在も全国にあるが通年で興行しているのは、
その2つだけではないかな?
そして淡路の人形浄瑠璃の歴史は60年どころではない。
(何か他の区切りかな)
寄附企業がパイオニアでしょうか。
ここだけのグッズが販売されてます。
役者さんたち。
(役者というか遣い手や裏方やら)
本日のスケジュール。
あした観ようと思って一旦出たが、
15時上演があるではないか❗️
取って返す。
サイン色紙もあれこれ。
桂文枝さんはイラストもうまいのか。
幾らか時間があるので見て回る。
15時にあるのは戎舞。
それとバックステージツアー。
戻ります。
急に喉が激しく渇いた。
自動販売機で大きめのポカリを一気に呑み干す。
やはり身体は水分を欲していたか。
写真あれこれ。
傳次郎が人気のようです。
開場になり。
舞台背後に展示がある。
金看板。かつての。
あわじ人形座はMichelinグリーンガイドで🌟🌟を獲得している。
だから立ち寄る海外観光客も多い。
流派が異なると細部は違ってくる。
淡路の人形は文楽人形よりかなり大きい。
カシラ次第で様々な役が演じられます。
大阪文楽で残ってない演目がこちらで存続しているなどと言うこともある。
どちらも盛んだと良いな。
舞台構造は基本的には同じだ。
後から欧米系外国人グループが入ってきて、
ほぼ満席になった。
このグループが見事に美男美女揃い⁉️
おじさんやお姐さんもいるがどなたも眩い❗️
おそらくただの観光客ではあるまい。
(でも何者なのかはわからない)
背景の屏風が一瞬で入れ替わる。
10種類以上。
三人遣いらが履く高下駄。
(慣れないと危ないです)
観客の皆さんが促されて用意されたスリッパに履き替えて舞台バックツアー。
写真は撮り放題。
お馬さんが現れて驚いた❗️
(中に人が入ってます)
太夫が語る床本。
長く伝わっている。
朱が入ってリズムや調子の目印となっている。
皆さん人形と写真を撮っている。
中でも先ほどの若いとんでもない美女2人が並ぶ姿が美しく、写真に収めようとした。
「あっマナーに反するな」と呟いてやめると、
案内のおじさんが笑顔を見せてくれた。
舞台裏をとても親切に見せてくれます。
インスタグラムやTikTokでも盛んに発信されてるのでご覧になってみてくださいな。
案内する女性が男性の足の説明をしている。
違いを確かめようと聞いてみる。
「女性は足がないんですね?」
驚いた表情で。
「そうです❗️
よくご存知ですね⁉️」
返答を求めてる表情なので。
「文楽友の会の会員なんです」と白状する。
素晴らしいと満面の笑顔を浮かべてくれる。
(なんか恥ずかしい)
ちなみに人形が座る時の膝をどうするかと言うと。
三番手の遣い手が拳などで後ろから現します。
(江戸時代は人前で女性が脚を露わにすることはあり得なかったから)
これらの人形を使って舞台にするのです。
皆さんが降りて。
舞台が始まる。
浄瑠璃を語る太夫は女性だった。
(文楽劇場では見たことがない。
これからどんどん出てくるべきだと思う)
戎舞が始まる。
エビスさんが舟に乗って現れる。
釣竿で鯛を釣るのであった。
♪
はっぴいはっばい皆はっぴい
歌とともに舞も舞う。
(この写真だけネットから)
観客の外国客のために英語も使うのです。
少し大らかなのは悪くないな。
舞台が終わって万雷の拍手。
とはいえ100人未満の。
人形との記念撮影タイムになった。
ボクは写らなくて良いので去るのでした。
美女たちは笑顔で写真に収まるのでした。
(謎のままですけど)
そこから近くに予約したホテルがある。
最上階に温泉露天風呂があった。
思い切り疲れ果てた脚を伸ばすのでありました。
ふう〜
空は青いぞ。
福良は港のそば。
うずしおの近くでサカナが美味しい。(はず)
地ビールは如何に⁉️