マウントおじさん。


若者に説教、知識自慢、モテ自慢をするおじさんのことです。


どこにでも生息してますよね。


僕も10代、20代の頃によく遭遇しました。


僕の実体験から彼らの特徴についてまとめてみようと思います。


①仕事ができない=稼ぎ少ない

②身体的コンプレックスあり

③プライドが高すぎる

④女性にモテない

⑤独身

⑥暇人


こんなところですかね。


まず、①彼らは仕事ができず、稼ぎが少ないことからどこか経済的な不安があります。


次に

①×②×③=④非モテ


①〜③の相乗効果で④女性にモテません。


①は分かりやすいですね。


稼ぐ力は重要なモテ要素の一つですからね。


②は身体的コンプレックスを自分の中で克服できておらず、劣等感と猜疑心が強いです。


女性はこういった劣等感を敏感に察知しますね。


一方で身体的コンプレックスがあっても、それをネタにして笑いに昇華させているお笑い芸人たちは女性にモテます。


③ある程度のプライドは必要ですが、高すぎる人は男性からも女性からもモテません。


女性にモテないので、⑤独身かつ⑥暇人です。


ヤフコメやYouTubeのコメント、SNSで軽率なリプを飛ばす人たちはおそらく①〜⑥に当てはまる非モテ暇人のマウントおじさんがほとんどだと思います。


金がない。


女性にもモテない。


そんな彼らの悶々とした思いや劣等感は、自分以下のヒエラルキーにいる若者へのマウントという形で憂さ晴らしされるのです。


これがマウントおじさんの正体です。


そう!単なる劣等感の憂さ晴らしなんです。


マウント対象は、

・自分以下のヒエラルキー

・年下(主に男性)

・大人しい人

・独身


ですね。


僕も若い頃はよくマウントされました。


なんせこのブログのタイトルにあるように「30歳高卒フリーター」でしたから泣き笑い


彼らの恰好の餌食ですよ。


説教やモテ自慢、知識自慢をされたい放題でした。


おかげで、マウントおじさんのサンプルを多く集めることができました。


僕の経験上、マウントおじさんへの対処法としては、


・付き合いを避ける

・話を右から左へ受け流す

・自分自身をレベルアップさせる


こんなところですかね。


ただ、今僕は公認会計士・税理士であり、妻子もいる立場ですので、マウント対象から外れました。


彼らの潜在意識の中に


「男子たるもの子供を育てて一人前だ」


という昭和の価値観が染み込んでます。


多様性の令和時代には全く馴染まない腐った価値観ですが、彼らも彼らの親兄弟も昭和生まれの昭和育ちです。


昭和の古臭い価値観が潜在意識にびっちりと染み込んでおり、子育てをしていない後ろめたさから、妻子持ちにはマウントしてきません。


今の立場から冷静に当時を俯瞰すると、彼らは劣等感を憂さ晴らししたかっただけなんだなぁと思います。


彼らが大人になっても満たされない理由としては、幼少期に父親からの愛情や承認が足りなかったからだと推察します。


「尊敬するお父さんから認められたい。」


この思いが満たされることなく大人になったため、常に満たされることなく焦燥感にかられています。


男が最も認められたい存在は父親ですから。


「お前にどんなことが起きても、お父さんはお前のことを認めてるぞ。」


彼らの父親はこの無条件の愛情で息子たちを満たしてあげないといけなかったんです。


ところが、


「男は仕事、女は家事」


という昭和の腐った家庭観で子供への愛情をないがしろにした結果、マウントおじさんという社会の害悪を生んだのです。


「夫婦共働き・共育て」


これこそが令和の時代の家庭観です。


家庭を第一に考えつつ、お金を稼いで男女問わず人からモテて、人を励ますイケおじが最高ですほっこり 


坂本龍馬のような。