ディースタンダードの小関です。最終の第5章は「盤石な経営に関する指標20カ条」です。まず81カ条は「非価値競争商品が70%以上ある」です。ちょっと聞きなれない言葉で
すが、字の通り、価値競争、価格競争のいわゆる過当競争商品で戦っていないかどうか。です。P@事業は私たちのオリジナルですし、官民クラウドも自社開発のサービスです。
創業から長くやっているBP事業は誰にでも参入できるレッドオーシャンビジネスですのでこれは非価値競争商品です。割合は1割から2割程度ですので今後もこれ以上の比率に
はならないようにやっていきます。当然投入できる時間は限られているので利益が出るからと言ってここだけやっている会社とは一線を画します。何のため?誰のため?社会
的意義は?など、ちゃんと経営理念に帰着しているから選別できます。草創期はどうしたって生き残らないとどうしようもなかったので高比率でBP事業で回していました。売上
高の割に手間がかかり、利益が少なかったのもさらなる理由です。P@事業の半分以下の利益率なのに工数はほぼ一緒かそれ以上かかります。知り合いの会社が85%をこのような
ビジネスパートナーへの発注でどんどん売り上げを上げていますが、直営だったりフランチャイズの店舗への営業はほとんど伸ばしていない状態でした。あー、そうだったなー
営業って面白いから伸びるところを伸ばしている時って気持ちいいもんな―。と、自分たちに全く恩恵のない頑張りは「まあ、頑張ってるんだろうけど、さ」という程度にし
か見られない側面があるのです。いやあ、ほんとに懐かしくもあり勉強になります、改めて。さぁ、いきましょう!