今日は今年の観劇収めをしてきました。
「洪水の前」というミュージカルです。
こちら作品HP
イッツフォーリーズという劇団も
作品そのものも初めまして、
恵比寿エコー劇場も初めましてで
当初は見に行く予定では無かったんですが、
最近すっかり推しになってる西川大貴さんが
クロネコチャンネルの生配信で
来年はミュージカルの予定は無い
(全くなのかあんまりなのかは分からないけど)
と言ってたので、それなら今年のうちに
見られるものは見なければ…と思ったのでした。
しかも、チケット販売がすっかり始まってから
行こうと思ったので座席はあまり期待せず
チケットサイトを見たら良い席が空いてる~><♡
行ってみたら実質2列目で舞台と激近でした><;
物語は昭和6年、日本が大連を統治していた時代に
小説を執筆しようと大連にやってきた
作家の日暮(浅野雅博さん)と
ショーパブで働くマリ(宮田佳奈さん)を中心に
大連の人々の暮らしや次第に戦争色が濃くなる
時代の流れを描いたお話。
ストーリーテラーになるパブのMC他の役を
ラサール石井さんが演じ、
西川さんは日暮の友人、安東を演じていました。
HPのプロフィール写真と同じような
三つ揃いのスーツで現れた西川さん。
昭和初期のお話なので台詞の口調は
ちょっと昔風だけど、キャラとしては
快活でちょっと軽い感じで登場しました。
でも、お話が進むと徐々に重さが加わり
2幕では男前キャラに。
私、そんなにたくさん西川さんの舞台を
見たことがある訳では無いのですが、
これまで見た舞台ではクセのある
キャラであることが多かったせいか、
演技がカッコいいとか
タップダンスがカッコいいとか
歌がカッコいいと思うことはあっても
男としてカッコいいと思ったことは
無かったような気がするのですが^^;
今日の男前キャラの西川さんは初めて
男としてカッコいい♡と思いました^^
(西川さんゴメンね><;)
主演の浅野さんは西川さんと友人という
役ですが、実年齢でいくと約20歳差(・・;)
確かに時々見た目ちょっと年齢を感じる
時もあったんですが、
飄々としていながらも心根は温かく、
焦燥感を感じながら退廃的でもある
その時代特有の青年の雰囲気が
しっかり伝わってきました。
ヒロインの宮田さんも時代の雰囲気にも
ショーガールという設定にも
マリというキャラにもピッタリで魅力的。
客席に座った時、客層がいつも見ている
ミュージカルとはだいぶ雰囲気が違って
男性(年齢層高めの)が多く、
私のお隣も男性のお客様だったのですが、
カテコで皆さんが歌いながら挨拶するので
手拍子して、流れで宮田さんの歌の時も
手拍子していたら、隣から鋭い視線が><;
どうやら推しの歌を邪魔してしまったようで…
慌てて手を止めました。ゴメンなさい~><;;
劇団も作品も初めて拝見したけど、
皆さん歌も演技もダンスも良かったです。
韓国のオムさんも国産ミュージカルへの
思い入れを語ってることがあったけど、
西川さんも同じ思い入れでこの作品に
出演されたかと思います。
おかげでなかなか見るチャンスの無い
国産ミュージカルを見る貴重な体験ができました。