2019年12月17日(火)

 

気がつけばブログ更新せずに、最終更新から20日以上経過してしまいました。

11月末から風邪をこじらせてしまい、尚且つ、楽になるであろう手足症候群や、末梢神経障害、味覚障害などがあまりすっきりせずに過ごしていました。

何をするにもやる気が起こらず、何故か、楽しみにしていたブログを見る事も避けていました。糸の切れた凧のように行先を見失いフワフワと空中を彷徨っているかのようでした。

 

糸の切れた凧でも、抗癌剤投与予定日は差し迫ります。何度も自問自答しました。「1回目がしんどかったから、もう止めよう。2回目は蓄積してさらにしんどくなるかもしれない」「風邪も治りきっていないから止めよう」「早く楽になりたい」と

 

12月12日TC療法予定日です。風邪をひいていることから血液検査に引っかかるかもしれないという甘い期待は裏切られ、血液検査は合格です。後は、私の気持ち次第です。

 

化学療法室のリクライニングチェアに座っていると、色んな患者さんがいます。明らかに辛そうな方もいれば、見た目は元気そうな方、それでもみんな頑張っているんだと思い知らされます。「私もあともう少しなんだから頑張ろう」という気になりました。切れた糸を再び結び直し、また行先を求めて空に飛び立つことにしたのです。

 

 

投薬が終わり診察の際に主治医より「手足のしびれなど、後遺症として残る方がまれにいます。無理しないで、TCは4回予定していますが、途中で止める事もありですよ」とお話しされました。主治医も私の乳癌のタイプで抗癌剤を続けるメリットとデメリットとの天秤をかけて、治療に迷っていることは重々承知しています。

 

しかし、抗癌剤治療を行う事を決めた際、FEC療法を4回その後TC療法を4回と聞いてしまっています。まして、見えない敵、微小転移しているかもしれないし、していないかもしれないのです。見えない敵は強靭です。途中で止めることを決断するのも辛いし、途中で止めることとなっても後悔するかもしれないし、そうでないかもしれない。わからない。

 

私も現役で看護師として働いていた際、患者さんに〝無理なさらないように″という言葉をかけていました。ここでいう無理ってなんだろうと思います。今無理してでも頑張らないといけないのか。そうでないのかわかりません。言葉い一つとっても受け取り方によっては、すごく悩ませるものだと痛感しました。どこまでが無理、限界なのか、初めてのことなので、誰にもわかりません。副作用や体調も自分にしかわからないのです。

 

TC療法2回目で、副作用の出方などはわかるようになってきてはいます。しかし、風邪が治らず、発熱が続いていました。ジーラスタを打ったことによるのか、風邪によるものなのか、抗癌剤のアレルギーなのか、何かしらの感染症なのかわかりません。ずっと37度台後半の発熱で様子をみていたのですが、昨日から38度を超えてきました。ひどい時は39、4度ありました。関節痛や筋肉痛が半端なかったです。

抗菌剤のシプロキサンを服用し、大分楽になりました。

 

解熱したお蔭で楽になり、ようやくブログで報告しようという気持ちになれました。なんとか糸を結び直した凧は低空飛行だけれどもなんとか頑張っております。