チェコ・ブルーオニオンのにんにくおろし | チェコ料理のブログ

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チェコ・プラハのブルー・オニオン磁器の専門店で、チェコのブルー・オニオン柄のにんにくおろしを見つけました。

にんにくおろし


チェコでは1885年、テプリツェ近郊のドゥビーで、ブルー・オニオン柄の磁器の製造が始まりました。

このときは現在のドイツにあるマイセンの磁器工場の一部として、チェコではブルー・オニオンの製造が始まったので、製造された器はMEISSENのマークを付けて流通していた時代もありました(19世紀)。チェコのブルー・オニオンはマイセンの流れをくんだ正統派なのです。

以来、ふたつの戦争や共産主義時代を経て、現在でも製造が続けられてきたのは素晴らしいことだと思います。現在では一日に5000個の磁器が製造され、その50パーセントは輸出されているそうです。そして商品には240もの種類があるそうです!

参考文献 Dagmar Braunová: Porcelánová tradice, Haas&Czjzek spol.s.r.o. Karlovy Vary, 1992