超高級老人ホームのリアル!5年前に起きた衝撃の文化祭事件とは? | 超高級老人ホームのリアル!そこは現実離れした異空間だった

超高級老人ホームのリアル!そこは現実離れした異空間だった

関西の僻地にある某超高級老人ホームの苦情係をしている一ノ瀬です。介護士でもケアマネでもない、看護士でもない、私が垣間見た、老人ホームの裏側を少しだけ暴露しちゃいます。24時間365日喜怒哀楽にあふれたホームのリアルをご覧ください。

超高級老人ホーム苦情処理係の一ノ瀬です。

 

この間、法事があり親戚が一同に会した時、65歳の叔父に向かって

 

「 まだまだ若いんやから頑張らな!! 」

ついつい言ってしまいメチャクチャ怒られました

 

老人ホームで働いていると、

 

60代なんて、たかが自分たちより20歳ほど年上ぐらいの感覚。まだまだ若い。

70代?う~ん、元気な爺さん婆さん、沢山おるよ。そもそも爺さん婆さんって呼んでいいのか?

80代!よく一緒に裏山に遊びに行きます。ようあんな坂登れるなって元気な爺さん達いてます。

 

90代!「 よっしゃ!100歳のお祝いは何にする? 」みたいに

 

 

完全に感覚がマヒってます。

 

 

超高級有料老人ホームの入居者はお金が有り余ってしょうがない

超高級老人ホームの入居者は、ごく一部を除いて、がつくほどの金持ちばかりだから

 

駐車場には見たこともないような車が並び、運用している証券は桁が2つほど多いし、

 

何より驚くべきは

 

 

この超高級老人ホームを別荘に使っている方々が存在するって事実。

しかも、そういう人に限って、大阪湾が見渡せる最高級の部屋をキープ!!

 

 

1億円ですよ?入居するのに1億円?

 

 

加えて利用権方式だから、相続も出来ないし、死んだらパーですよ。パー。

 

 

頭おかしいんじゃないの?って思うけど、お金が有り余って使い道がないから仕方がない。

 

 

超高級有料老人ホームの入居者が童心に帰るとこうなる

遊ぶときは、アホみたいにお金を使いよる。北新地会然り。某超高級ホテルのペントハウスを借り切ってのどんちゃん騒ぎは、またの機会に話すとして

 

 

僕も、新卒で就職して20万円弱のお給料をもらった時もこんなだったなぁ

 
後先考えずにノリで使っちゃうみたいな
 
 
正直よう分からん物にも投資して遊んじゃうから、僕らも困っちゃう。5年前のある日、ちょうど文化祭が始まろうとしていたその日に事件は起きたんだ。
 
 

アホか?!童心に帰った入居者がしでかした事件

とあるヤンチャな爺さんが考えた文化祭の出し物?はドローン。
 
 
今では、ドローンなんて見かけることが多いけど、5年前なんてドローンの「 ド 」の字も存在しなかった時代。
 
 
そんな中で、その爺さんはどこからかドローンを入手し、一人裏山で練習していたらしい。
 
 
驚くべきは、その値段
 
 
30万円!!ですよ、ほんま後で値段を聞いて、「 頭おかしいんじゃないの?このオヤジは!! 」ってマジで思いました。
 
 

文化祭の開会式に起こったドローン落下事件

そのオヤジは毎回何かやらかして、僕たちを驚かしてくれるんだけど( ある意味で楽しみなんやけど )、その年は違った…
 
珍しく、運営会社の社長さんが来館されて、挨拶している正にその時事件は起きた。
 
 
ガッシャーーーンって大きな音を立てて、ドローンが中庭に落下
 
 

それだけで済めばよかったものの、ドローンが炎上。入居者達が丹精込めて育て上げた花壇の上で燃え盛るドローン。

 

 

そもそも、誰もドローンを見たことがなかったもんだから、一同呆然。防災係が消火器を取りに走るわ、花壇が燃えてお婆ちゃん泣いているわ

 

 

ちょっとした惨事

 

 

に見舞われた文化祭となった。爺さんは「 (ドローンで)会場を空撮するつもりだった 」らしい。

 

 

5年前に起きた衝撃の文化祭事件まとめ

その後も、その爺さんは一夜で文化祭会場にドミノ倒しを設置して、職員をマジで激怒させたり、Nゲージ?を敷設して所長のババアを怒り狂わせたり色々やってくれてます。
 

ちなみに、爺さんの元職業は、ジャンボジェット(B747)のパイロットという…