手榴弾にギョギョギョ! | cynthia-dr-murazumiのブログ

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現在放送中の連続TV小説で、魚を獲るために旧日本軍の手榴弾を海に投げ込んでいました。その行為が進駐軍への反逆行為の企てと疑われて逮捕される羽目になっています。

この漁法は爆弾漁法(ダイナマイト漁法、発破漁)と呼ばれるもので、水中爆発の際の衝撃で周囲の魚を死なせたり気絶させて浮いてこさせて、一度にたくさんの魚を獲ることが可能なのです。

太平洋戦争時、南方の島などに取り残されて補給が途絶えた日本軍兵士が、食料の確保のために砲弾の装薬から製造した爆発物や手榴弾を用いて魚を獲っていたことを戦記で読んだことがあります。ニューギニアなどの部隊ではサゴヤシからサクサクと呼ばれる澱粉を採取したり、農耕班が畑を作ってサツマイモなどを栽培したり、さらに漁労班が爆弾漁法で魚を獲るなどして自活し、持ちこたえていたそうです。

ドラマで使われていた手榴弾は「九七式手榴弾」です。モデルガンの様にレプリカやプラモデルもあります。

 

金属製レプリカ

 

実物大(1/1スケール)のプラモデル(現在は別のメーカーから発売)

 

 

シンプルなパーツ構成で簡単に制作できます。実物の大きさを感じることができますが、重量感に乏しいので粘土を詰めるなどして組み立てると、リアル感が増すと思います。

米軍やドイツ軍の手榴弾のキットもあります。

 

米軍手榴弾(現在は別のメーカーから発売)

 

ドイツ軍柄付手榴弾(現在は別のメーカーから発売)

 

「手榴弾」の読み方ですが、連ドラのセリフでは「しゅりゅうだん」と言っていましたが、日本軍では「てりゅうだん」と言っていました。軍隊経験者ならば「てりゅうだん」と言うはずが、ドラマでは日本語が話せる米軍憲兵MPも含めて全員「しゅりゅうだん」と言っているので、違和感がありました。

昭和3年(1928年)の「歩兵操典」に「手榴弾(テリウダン)」とあったと記憶していますし、戦場などの騒音下での聞き取りやすさを重視して、「てりゅうだん」と呼ぶようになったと聞いたことがあります。

TVドラマ「コンバット!」は「刑事コロンボ」などの翻訳で知られる故額田やえ子さんが担当していましたが、サンダース軍曹らは「てりゅうだん」と言っていました。軍隊用語を使って訳されていました。

最近のニュースでは、手で投げる爆弾については「手榴弾」とは言わずに「手投げ弾」と呼ぶことを優先しているようです。その理由は「てりゅうだん」は旧軍隊読みで今ではなじみが薄い、「榴」の字が表外字で使えない、「てなげだん」が耳で聞いてわかりやすいからだそうです。

 

1/35スケール模型の日本陸軍兵士セットのボックスアート

 

1/35スケール模型の米軍空挺部隊員(ヨーロッパ戦線)セットのボックスアート

 

手榴弾は攻撃兵器として上の図のように投擲して用いるのが基本ですが、日本では兵士の自決や住民の集団自決に使われたこともあり、「戦争の悲劇」を思い出させるものにもなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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